(テーマおんがく)
(かねの木)・「ジリジリベルベルジリジリベルベルジリジリベルベルジリジリベルベル」
(みんな)先生さようなら!
(ヒポ先生)はいさようなら。
あしたはみなさんのじまんのたからものわすれないでもってきてくださいね。
(みんな)は〜い!
(ケロ)ねえねえがんこちゃん。
(がんこちゃん)ん?じまんのたからものってがんこちゃんなににする?う〜んどうしよう。
ケロちゃんなにもってくる?わたし?わたしのたからものはやっぱりスイーツのつくりかたを100くらいかいてあるほんかな。
(ピロ)すごいね〜。
ぼくじぶんのちぎれたしっぽなら100ぽんぐらいあるけど。
(バンバン)おいらおいらこのあいだすっげえおたからひろったんだぜ〜。
(みんな)なになに?ヘヘヘいまももってんだ。
ほれ!かいじゅうのミイラだ!
(みんな)え〜!ミイラすげえだろ。
ガオ!ガオ!
(ツム)ねえねえチョビくんのたからものは?やっぱり石よね〜。
(チョビ)ピンポ〜ン!ぼくの石のコレクションのなかからいちばんきれいなのをもってきてみせてあげるよ。
たのしみにしててね。
(みんな)うん!バイバ〜イ。
あしたぼくのもってる石のコレクションをみたらみんなびっくりするだろうな〜。
たのしみたのしみ!あれ?なんだろう?ん?わっなにこれえ〜石のなかにことりがいるよ。
すごい!せいきのだいはっけんだよ!すっごいたからものみつけちゃった!やった〜!やった〜!うわ〜い!みなさんじまんのたからものもってきましたか?
(みんな)はい!はい!じゃあじゅんばんにみせてもらいましょうね。
はいがんこちゃんからいきましょう。
は〜い!これサボテンてん。
(みんな)えっサボテンてん?うんきのうのよるおとうさんがつくってくれたサボテンのてんぷら。
(みんな)あ〜。
やっぱおいしい!さいこう!はいはいじゃあツムちゃんは?わたしもおかあさんがいれてくれたハーブティーがたからものなの。
だからこれ。
(みんな)わ〜かわいい!このカップでおちゃをのむととってもおいしくなるの。
まあツムちゃんすてきなたからものね。
もってきてくれてありがとう。
それじゃあギャオくんは?
(ギャオ)ギャギャこれもってきた。
(みんな)なにそれ?とうちゃんあしいたいときつかってた。
ギャギャギャオ!あら〜おとうさんのつかってたまつばづえね。
たからものっていうのはとってもとってもだいじなもののことなのよ。
これもりっぱなたからものね。
じゃあチョビくんのたからものは?まってました〜!はいは〜い!きのうみつけたぼくのおたからみんなにもみせてあげるよ。
じゃじゃ〜ん!
(みんな)すご〜い!まあ石のなかにちいさなとりがみえるわ。
なんてすてきなんでしょう。
このとりどうやって石のなかにはいったのかな?う〜んホント。
ふしぎ!まるでねむっているみたい。
ちぇっおいらのおたからよりすげえや。
オッホン!みんなびっくりでしょ?こういうのをほんとうのおたからっていうんだよ。
先生もこんな石ははじめてみたわ。
いったいどうしてこんな石ができたんでしょうね。
校長先生ならごぞんじかもしれないわ。
(ヒゲ先生)わたしよばれました?まあ校長先生!チョビくんがこんなめずらしい石をもってきたんですよ。
おっドッピラピョ〜ン!これはすごい。
これはですねこはくのいっしゅなんですね。
(みんな)こはく?
(ヒゲ先生)はいこはく。
こはくっていうのはですね木からでたヤニみたいなものがかたまってなが〜いじかんをかけて石のようにかたくなったものなんですね〜。
しかしこういうのはめずらしい。
(みんな)へえ〜!いや〜チョビくんよくみつけましたね。
エッヘン!まあぼくはいつもまわりをよ〜くみながらあるいてるからね。
あ〜あそれをいわなきゃいいやつなのによ。
(わらいごえ)ホントホント!ホントにみればみるほどこのことりはねむってるようだね。
おやすみぼくのおたからくん。
(あくび)うわっきれいな石だな〜!わっとりが!まってまって!とんでっちゃった…。
わっ!ことりまだいる…。
あ〜ゆめだったんだ。
あっでももしかしたらホントにこのことりいきかえるのかもしれない。
きっとそうだよ。
ゆめのとおりになるんだよ。
みんなおはよう!あれ?チョビくんなにもってきたの?たからものの石だよ。
ねえきいてきいてみんな。
(みんな)なになに?ぼくきのうねこの石のなかのことりがいきかえるゆめをみたんだよ。
(みんな)へえ〜。
ホント?それがどうしたんだよ。
このことりホントにいきかえるんじゃないかとおもうんだ。
だからずっとこうやってもちあるいてるんだ。
ホントにいきかえったらすてきね。
うん!ゆめのなかではいきかえったことりは森のおくへにげちゃうんだ。
でもぼくはにがさない。
ぼくのペットにするんだ!ペット…ギャオ?そう!ぼくがかうんだ。
ハハ〜!いきかえるわけねえじゃん。
そんなのわかんないよ。
ねえチョビくん。
うん。
あ〜どうやったらことりがいきかえるのかな〜?わたしがガガ〜ンと石をくだいてあげようか?だめ!そんなことしたらことりまでめちゃめちゃになっちゃうわよ。
あのチョビくん。
沼のカッパさんにそうだんしてみたらどうかしら?そうだねそれがいいよ!そうよそうよ。
カッパさんいるかな?あっ!
(3にん)ああっ!おたからの石がおっこちちゃった!
(3にん)たいへん!
(沼のカッパ)カッパロクジューシ!
(みんな)あっカッパさんだ。
おめえのおっことしたのはこのキンキラキンの石っけ?わ〜きれいな石。
チョビくんこっちの石のほうがいいじゃない。
ちがうよ!ぼくのおっことしたのはそんな石じゃないよ!なかにことりのはいってるあおいすきとおった石だよ。
ワカッパ!ちょっとまってるっちゃよ。
これだっけか?そう!それそれ!よかった!ぼくのだいじなおたからがもどってきて。
ホントにありがとう!そんなにだいじな石だったっちゃ?うん。
ぼくちゃんちこっとかんどう。
ほなしょうじきなよいこにごほうびあげちゃおっかな〜。
なんかほしいものいってみ。
うわ〜チョビくんよかったね。
ほらあのことをおねがいしちゃえば?そ…そうだね!あのぼくのねがいごときいてくれる?ぼくこの石のなかにはいってることりをいきかえらせてほしいんだ。
あんだってその石のなかのことりをいきかえらせてほしいって?うん。
ほんでいきかえらせてどうするっちゃ?ぼくこのことりがいきかえったらすてきなとりかごにいれてかうよ!ぼくのペットにしてすご〜くだいじにしてかわいがってあげるよ。
だからおねがいカッパさんことりをいきかえらせて!ムムムのム!そういうりゆうだっちゃ?
(チョビ)え?ことりをいきかえらせたいのはそういうりゆうだっちゃ?ええっ?まず!ええかみんなよ〜くみてるっちゃ。
その石をよ〜くみてるっちゃよ!カ〜ッパラッパラッパラッタッタ〜!カ〜ッパラッパラッパラッタッタ〜!あっチョビくんの石が。
ひかりだしたよ!
(みんな)ああっ!ことりはここにイリュージョン!あっひかりのなかになにかみえるよ。
ことりさんだ。
(チョビ)あっ赤いとりもいるよ。
うわ〜おもしろい!おいかけっこしてるよ。
(チョビ)わかった!とりさんあの赤いとりさんがすきになったんだよ。
なんかかわいいわね。
うん。
(ツム)あっ2わですづくりしてるわ。
けっこんしたのね。
やったね!
(チョビ)あったまごだ!
(ケロ)いっしょにたまごをあたためてるのね。
うわっあぶない!おおきなムカデがたまごをねらってる!
(チョビ)ああよかった!ムカデにげてったよ。
(ツム)ぶじ赤ちゃんどりがうまれたわ。
(チョビ)あのとりもおとうさんどりになったんだね。
(かぜのおと)なにこのかぜ?
(ケロ)あらしよ!あらしがきたんだわ。
ことりさんのすだいじょうぶかしら?
(ツム)とりさんがんばって!
(かぜのおと)
(チョビ)ああっ木が!そんな!
(ヒナのなきごえ)
(ケロ)あっ赤ちゃんどりはぶじだったみたい。
だけど…。
とりさんうごかないよ。
(ツム)とりさんしんじゃったの?
(チョビ)とりさんきっとかぞくをまもろうとしたんだね。
うんいつでもとりさんいっしょうけんめいがんばってたよね。
うんホント。
いっしょうけんめいいきてた。
(チョビ)ながいながいじかんがたってかたまってあおい石になってぼくのまえにあらわれてくれたんだね。
わっきえた!さあどうだったっちゃ?まだあのとりをいきかえらせてペットにしたいってか?あ…カッパさんぼくまちがってた。
あのとりさんせいいっぱいがんばっていきたんだよね。
石はそのままがいいな。
うんわたしもそうおもう。
ほなごほうびはいらないってか?うん!あのとりさんのいっしょうをみせてくれたのがすごいごほうびだよ。
ありがとうカッパさん。
よしいいこだっちゃ!チョビくん石だいじにもっててね。
わたしたちにもときどきみせてね。
みせてね。
もっちろんさ!ぼくのだいじなたからものだもの。
2014/05/30(金) 09:00〜09:15
NHKEテレ1大阪
ざわざわ森のがんこちゃん「チョビくんのたからもの」[解][字]
石に閉じ込められた鳥を生き返らせペットにしようとするチョビ。かっぱは不思議な力でその鳥の一生をチョビに見せる。チョビは鳥をそのままにしておこうと思い直す。
詳細情報
番組内容
【声】あきやまるな,緒方賢一,山田栄子,日