きょう夕方、国会議事堂上空で伸びていく白い線。
航空自衛隊のアクロバットチーム、ブルーインパルスの展示飛行だ。
これは31日に行われる、国立競技場ファイナルイベントのリハーサルの様子。
6機の機体が三角形に並ぶ隊形のデルタ。
十字架の形に並ぶグランドクロス。
白鳥が隊列を組んで飛んでいるようなスワン。
5機が横一列に並び、1機だけが前に出るリーダーズベネフィット。
4種類の隊形を次々と組み換えながら、都心の上空およそ600メートルを、10分間ほど飛び回った。
こんばんは、大島由香里です。
ブルーインパルスは、1964年の東京オリンピックの開会式でも、国立競技場の上空に5つの輪を描いています。
あれから50年の時を経て、あす、国立競技場の最後に花を添えることになります。
では次です。
こちらは拉致被害者の方々です。
ほかにも拉致の疑いが否定できない人は大勢います。
今回、再調査を約束した北朝鮮ですが、これまでもその期待を裏切ってきた過去があります。
高齢化が進む拉致被害者の家族。
その願いは届くのでしょうか。
拉致再調査合意から一夜が明けたけさ。
ちょっとね、点滴に行ってたのね、具合が悪くて。
病院で。
信じられなかったですよね。
北朝鮮に拉致されためぐみさんの奪還を訴えるため、横田さんはきょうも講演先へ。
一方、内閣府では、古屋拉致問題担当大臣と拉致被害者家族らとの面会が行われた。
政府一丸となって、そしてまた国際社会とも協力しながら、奪還を目指していきたいと。
面会では、北朝鮮との交渉に当たった外務省の局長らが、協議の経緯などを説明した。
後ろだけ振り返っていても、前には進めないので、今はその懸念を封印してでも前に進めたいというのが、家族の思いです。
だまされないようにしてほしい。
北朝鮮が約束した、拉致被害者らの全面再調査。
固く閉ざされていた拉致被害者救出の扉をですね、まずは交渉の扉を開くことができたと思います。
北朝鮮が近く設置する特別調査委員会による調査期間について、菅官房長官は。
せいぜい1年以内、約束事はしっかり誠実に実行してくれる、そのことを期待をしたい。
約束は実行されるのか。
北朝鮮のソン・イルホ日朝国交正常化交渉担当大使はきょう。
しかし、拉致問題を巡っては、これまで日本は北朝鮮の裏切りに遭い続けてきた。
2004年の再調査では、横田めぐみさんや、松木薫さんのものとして、北朝鮮が提出した遺骨から、別人のDNAが検出された。
さらに2008年8月の再調査合意では、当時の福田総理が辞意を表明すると、北朝鮮側は再調査の約束を一方的に破棄した。
そして今回の全面調査の合意。
調査開始と同時に、日本が独自に課してきた制裁の一部を解除することに、懐疑的な見方も。
ぬか喜びをさせられるのは、あんまりおもしろくはないからね。
相手も相手なんだから、そんな簡単な交渉じゃないよ。
そして福島県の中学校で講演を行った横田さん夫妻は。
何かやってますよっていうことで、じゃあっていうふうにやっていくと、また誰もいませんでしたよってなって、また終わりと、もう今までそれの繰り返しだったので、今回はそういうことはしないと思うんですけども、もう日本中がもう、これは怒って見てないといけないと思います。
札幌市の緑地から、25歳の女性が遺体で見つかった事件で、女性が持っていたはずのスマートフォンが見つかっていないことが分かりました。
父親に抱きかかえられ、晴れ着姿でほほえむ女性。
おととい、札幌市厚別区の緑地で、遺体となって発見された伊藤華奈さんだ。
今月4日に行方不明となってから、無事を祈り続けてきた父親が、苦しい胸のうちを明かした。
このたびは、最悪の結果なのか、どっちか。
最悪とは、このまま、どこに行ったのか分からずそのままで過ごすことであって。
でもそういう思いをさせないがために、娘は出てきてくれたんだと思います。
心配させないようにということで。
今は帰ってきてくれたという気持ちでいっぱいです。
捜査本部によると、行方が分からなくなる直前まで使用していた、伊藤さんのスマートフォンが、遺体発見現場から見つかっていないという。
直前までメッセージのやり取りをしていた知人は。
家を出ていったあと、LINEしてるときも、今すぐに戻れとか、そういうことを言っていれば、すぐに家に戻ってくれたかもしれないし、ものすごく後悔しています。
遺体にはネックレスや指輪などの貴金属がつけられたままで、捜査本部は金銭目的の犯行ではない可能性が高いと見ている。
東部緑地にある遊歩道のすぐ脇にある森の中で、伊藤華奈さんの遺体が発見されました。
現在、ブルーシートがかけられていますが、一見してそのシートが分からないほど、木が生い茂っています。
遺体は発見現場に長い間置かれていたと見られ、これまでの警察の捜索では、見逃していた可能性があるという。
現場周辺では、不審人物や不審車両の情報が複数寄せられているといい、捜査本部は当時、現場付近を走行していたタクシーのドライブレコーダーや、防犯カメラの映像の解析を急いでいる。
シンガポールを訪問中の安倍総理大臣は、日本時間の今夜、アジア安全保障会議に、日本の総理大臣として初めて出席して、基調講演を行い、東シナ海や南シナ海で緊張を高めている中国をけん制しました。
既成事実を積み重ね、現状の変化を固定しようとする動きは、強い非難の対象とならざるをえません。
また安倍総理は、中国と領有権を巡って対立しているフィリピンやベトナムについて、対話を通じて問題を解決しようとしているなどとして、支持する考えを表明し、法の支配の重要性を重ねて訴えました。
さらに安倍総理は、集団的自衛権の行使容認に向けて検討を進めていることを説明し、日本はもっと積極的に世界の平和に力を尽くしたいと理解を求めました。
分党が決まった日本維新の会。
所属議員からは、突然の分党決定に批判の声も上がっています。
一方、石原、橋下両共同代表を支持する議員は、それぞれ会合を開くなど、動きが活発化しています。
分党は、本当に円満な別れなのか。
日本維新の会はきょう午後、両院議員懇談会を開き、分党の経緯を説明した。
その中では。
結いの党との合流問題で、なぜ維新が割れないといけないのか。
執行部はどう責任を取るのか。
今回、党として決めたルールは、2つの政党に分党するということです。
要は解党してバラバラになりましょうということを、党として決めたわけではありません。
両院議員懇談会後、石原氏に近い議員ら18人が、みんなの党の一部の議員と自主憲法制定に向けた勉強会を立ち上げた。
石原共同代表側のグループの中で、新しい政党を作っていくと。
新しい政党とみんなの棟と、できればなるべく早い時期に統一会派を組んで。
一方、橋下氏を支持する議員らは、東京都内のホテルで会合を開き、およそ30人が出席。
参加した一部の議員は、この会合で橋下氏の新党に入ることを誓う、宣誓書に署名したという。
憲法改正をわれわれは言うけれども、決して自主憲法制定というそういう運動論的なことばとは違うという確認をもう一回しましょうと。
石原氏と別れた橋下氏。
合流のターゲットは結いの党だけではない。
前原さんとは一緒にやっていきたいというお考え?
民主党の一部の方を引っ張ってってもらいたいですね。
日本維新の会の分裂により、野党再編が加速するとの見方が広がっている。
ではニュースフラッシュです。
無人偵察機が報道陣に公開されました。
公開されたのは、中国や北朝鮮などを監視するため、青森県の三沢基地に一時配備された、アメリカ軍の大型無人偵察機、グローバルホークです。
赤外線カメラや高解像度のレーダーを持ち、高高度から200キロ先まで昼夜を問わず、監視が可能だとされており、在日アメリカ軍のアンジェレラ司令官は、日本と周辺の安全に寄与すると強調しました。
三沢基地への配備は、10月までの予定です。
山火事が延焼中です。
午後2時ごろ、岩手県葛巻町の山林で、火災が発生したと通報がありました。
自衛隊や県のヘリコプターが上空から放水しましたが、葛巻町と岩手町で50ヘクタール以上が延焼しています。
これまでのところ、けが人はいないということです。
消防では、あす早朝から消火活動を再開する予定です。
7年9か月ぶりの高水準です。
4月の有効求人倍率は、前の月から0.01ポイント上がり、1.08倍と、バブル崩壊後の最高値だった2006年7月に並ぶ水準となりました。
景気回復を背景に、
大阪市議会は30日閉会し、橋下市長肝いりの公募による校長の採用について、予算は削除されましたが、「原則公募」と定めた条例は維持されることになりました。
大阪市議会では、校長の公募にかかる予算など、橋下市長色の強い予算が相次いで「削除」されました。
校長については「原則公募」とする学校活性化条例を「公募できる」と改正することも大阪維新の会以外の賛成で一旦は決まっていました。
しかし橋下市長が市では初めてとなる審議のやり直し「再議」にかけた結果、改正案は否決され、今の「原則公募」の条例が維持されることになりました。
一方、新しい議長の選出では野党会派が結束し、第一会派の維新の会ではなく再び第三会派の自民党から選出されて、議会は閉会しました。
今月打ち上げられたH2Aロケットに搭載された和歌山大学の超小型衛星が写真の撮影に成功しました。
この画像は上空600キロから見た28日正午前の千葉県です。
陸地がはっきりと映っています。
撮影したのは今月24日に打ち上げられたH2Aロケットに搭載された超小型衛星「UNIFORM−1」です。
衛星には地表の熱を検知できるカメラがついていて、和歌山大学に設置されたアンテナに撮影した画像のデータを送ります。
南米やヨーロッパなどで多発する森林火災をいち早く探知できると期待されています。
和歌山大学などは今後、海外から若い研究者を受け入れ、研究技術を広めたいとしています。
2014/05/31(土) 00:18〜01:10
関西テレビ1
LIVE2014ニュースJAPAN&すぽると![字]
拉致再調査家族会に説明▽維新分党方針に批判の声▽札幌女性殺害で捜査本部
▽24:38〜 すぽると!武井壮が2020年東京五輪の未来スターを取材
詳細情報
番組内容
【ニュースJAPAN】
テーマは“親しみやすさ&スタイリッシュ”。「現場主義」を掲げる大島由香里と奥寺健の両キャスターが現場で見て・聞いて・感じたことを独自の視点でお伝えします。目玉は“フラッシュニュース革命”。『日本地図CG』を駆使してニュースを「場所」で切り取ります。
【すぽると!】
2020年東京五輪の舞台で輝くアスリートを大特集。陸上十種競技の元日本王者・武井壮さんは、
番組内容2
「日本長距離界のシンデレラガール」大森菜月(立命館大2年)を取材。また、世界最高峰のトマス杯の快挙で注目を集める日本バドミントン界でも7年後の東京五輪で活躍が期待される「美少女ヴィーナス」大堀彩17歳を特集します。その他レスリング界の新星・加賀田葵夏(高校2年)やフェンシングの新井謙信(中学1年)も登場。▼サッカー日本代表のタンパ合宿情報▼ラグビー国際親善試合:日本代表×サモア代表
出演者
【ニュースJAPAN】
キャスター:
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