(テーマ音楽)皆さんの毎日の健康に役立つ確かな情報をお伝えしましょう。
「きょうの健康」です。
今週4日間はこちら「あなたのめまいなぜ起こる?どう治す?」をお伝えしていきます。
「あなたのめまい」とありますがめまいいろいろタイプがあるんですね。
こちらをご覧下さい。
大きく3つのタイプに分けられます。
まずぐるぐる回るめまい。
自分や周囲が激しく回転しているように感じます。
次にふわふわするめまい。
体がふわふわと浮かんでいるような。
またはフラフラと揺れているようなめまいです。
更にクラっとするというめまいもあるんですね。
これ確かにめまいと一口に言いますがいろいろですよね。
タイプもさまざまそして原因もさまざまなんですね。
更に重大な病気がめまいに隠れている事もあるんです。
…という事で今日のテーマはこちら。
今週のこのシリーズも専門家をお迎えして分かりやすくお話を伺ってまいります。
ではご紹介致しましょう。
特にめまいの診断・治療がご専門です。
どうぞよろしくお願い致します。
よろしくお願いします。
さあまずそもそものお話から伺いますがめまいはなぜ起こるんでしょうか?めまいの多くは体の平衡すなわち体のバランスをとる働きが何らかの原因で障害されると起きます。
体のバランスですね。
そのバランスというのはどのように人間の体保っているんでしょうかね?一番大切な耳であります。
耳は音を聞くだけではなく内耳という所に体のバランスをとる働きがございます。
体の回転や動きそして重力も感じ取る事がございます。
また目が大切になります。
目は景色を見てまた自分の動きを感じる事ができます。
関節ならびに筋肉ですがこれは自分の姿勢を感じ取る事ができます。
これら3つの働きが脳に伝わりまして脳で調整され体がうまく立てるように保たれています。
へえ〜。
いろんな情報が飛び込んでくるのをうまく調節してバランスが保たれてるという事なんですね。
そうしますとめまいが起きる時はこのバランスがどういう事に…?何らかのこのシステムの中で障害が起きますと実際に体が動いてなくても回転してなくても動いた回転したように錯覚が起きます。
それがめまいなんです。
めまいも重篤な症状で吐き気がするとおっしゃる方もありますよね。
そういう場合もある…。
これらの仕組みは内臓を調整します自律神経に伝わっておりまして自律神経の症状としまして気持ち悪い吐き気おう吐が起こる事になります。
めまい気持ち悪いですものね。
ではめまいのタイプをここでもう一度見てみましょう。
「ぐるぐる」「ふわふわ」そして「クラっと」というこの3つがあったんですがそれぞれどこに原因があるのかという事を伺っていきたいと思います。
まずこのぐるぐるめまいですね。
どこに原因があるんでしょうか?このぐるぐる回るめまいは主に内耳の病気で起こります。
代表的な病気としましては…まれですが脳出血脳梗塞といった脳卒中などによって起こる場合もございます。
主に内耳の病気だと。
まれに脳の病気が隠れている事があるというお話ですね。
それでは次にふわふわするタイプですね。
こちらはどうでしょうか?体とか心の不調が起こった場合に起こりやすいとされています。
例えば…またこれもまれではありますが脳の病気やまた内耳の病気が隠れてるという事もございます。
これですがね今ふわふわするめまいですよというふうに表現してる訳ですが具体的にどんな感じだという訴えが多いですか?宙に浮いてるような感じとかですね柔らかいソファーの上に立ってるような感覚とかそのように訴えられる方が多いです。
確かにクッションの所歩いてるとフワ〜ッと安定しないですね。
あの感じという事なんですね。
さあそれでは3つ目ですね「クラっと」。
このクラっとするめまいはどういうものなんでしょうか?いわゆる立ちくらみが主だと思います。
急に立ち上がりますと血圧は自然に調節はされるんですがその調節の働きがうまくいかないと脳の血流が一時的に不足した状態になります。
一番大事なのが自律神経の影響なんですね。
血圧は自律神経の働きで立ち上がっても下がらないように調節されておるんですが例えば疲れやストレスなどで自律神経に何らかの障害が起きてきますとこの血圧を調整する働きがうまくいかなくなってきていわゆる立ちくらみが起こるという事になります。
普通はサッと立ち上がっても自動的にパッと血圧の調整がされるもんなんですね。
そこがうまくいかないという事なんですね。
血圧といいますとお薬も関係しますか?いかがでしょう?高血圧のお薬をのんでる方が血圧の調整がうまくいかなくて血圧が変動してこの立ちくらみのようなめまいを起こす場合がございます。
ご自分がおのみになってる降圧薬がうまく体に合ってるかどうかチェックも必要ですよね。
めまいさまざまな原因によって起こる事が分かりましたがこの中でやはり注意したい是非伺いたいのは危険なめまいというのがあるんでしょうね。
どういうものでしょう?最も注意頂きたいのは脳の病気によって起こるものであります。
脳の病気ですといわゆる命に関わりますしまた運動のまひとか神経の障害が起こる場合がございますのでご注意頂きたいと思います。
具体的にはどのような脳の病気を挙げておかなければいけないでしょうか?脳の血管が詰まってしまう脳梗塞ですね。
脳の血管が破れて出血をする脳出血がございます。
この2つは急に起こるのが特徴とされております。
あと脳の病気でめまいを起こすものとして脳腫瘍がございます。
こちらです。
脳腫瘍はこの脳梗塞と脳出血に比べましてその症状の起き方が非常にゆっくりとした感じで起きます。
こうした脳の病気ではめまいというのはよく起こるんですか?必ずしも起こる訳ではございません。
やはり脳が原因でめまいが起こるのは耳の内耳の情報を直接受けます脳幹部。
あと体の運動に関わります小脳の障害だとめまいが多く起こるとされています。
これらの病気でどこが障害されるかという事なんですよね。
ですからこうした重大な病気でめまいが全く起きないという場合ももちろんたくさんある訳ですよね。
そこのところをちゃんと知っておかなきゃいけませんね。
さて脳の病気の場合ぐるぐるめまいもふわふわめまいもあるという事でしたがしかもまれという事ですが脳の病気は怖いのでこれどういうふうにして気が付けばいいですかね?我々医者でもなかなかその診断に苦慮する事がございます。
やはり脳の病気で大事な事は脳の症状ほかの症状があるかという事になります。
まず…あと言葉がうまく出せない言語障害があるか。
更には実際に意識が障害されている。
このようなものがありましたらやはり脳の病気によるめまいと考えられます。
こちらに「特に」とあるのはどういう事でしょうか?めまいの割に立ち上がる事ができないとか歩く事ができないといったいわゆる平衡障害というものが強く起こってる場合ですね。
更にはめまいを含めた症状がどんどんと悪い方に進む悪化していくというような状況。
これが要注意です。
悪くなってくる悪化が著しいという事なんですよね。
もう一つ脳腫瘍の時に先ほど「症状が割とゆっくりですよ」とおっしゃったのはこれはもう少しご説明頂けますか?脳梗塞などと違いまして脳腫瘍はその症状が月ないし年の単位で徐々に進行するという事が多いと思います。
少しずつなんですね。
こうした脳の病気が疑われるという場合はどうしたらいいですか?命に関わる病気なのでやはり救急車をお呼び頂いて早急に医療機関を受診して頂きたいと思います。
症状が一旦軽快しましてもまた悪くなる事もございます。
ですから必ずその日に医療機関を受診して頂きたいと思います。
こうした脳の病気を疑われる場合は専門の科というのは…?神経内科もしくは脳神経外科がよろしいと思います。
命にも関わるめまいがある事を教えて頂きました。
そのほか注意すべき事を伺ってまいりますがぐるぐるめまいについてもう少しご説明を頂きましょうか。
先ほどお話ししましたようにぐるぐる回るめまいは内耳の病気が主ではありますが内耳といいますと音を聞くという働きがございますので音を聞くいわゆる症状として障害されますと…ただこちらでは「命には関わらない」とありますがそんなに心配しなくてもいいという事ですか?めまい自体ぐるぐる回るめまいでかなりつらいもので実際にご心配になると思いますが内耳のめまいは命に関わる事はございませんのでまずご安心頂きたいと思います。
そんなに急いで受診しなくてもよいという事なんでしょうか?放っておきますと治りにくかったり長引いたり生活に影響が及ぶという事がございますのでやはり内耳のめまいであっても専門家に早いうちに受診して頂きたいと思います。
早めの受診はやはり大切だという事でございますね。
次にクラっとするタイプのめまいのお話ございましたがこれはいわゆる立ちくらみだよという理解でいいのかなと思いますが一時的な低血圧ですねこれ気を付ける事はどんな事でしょうかね?やはりクラっとする発作が繰り返して起こったり日常の生活に何か支障が生じる場合には特に掛かりつけの先生でよろしいですがご相談頂きたいと思います。
また年を召された方で一瞬気を失って転倒したりけがをされる…。
危ないですね。
そういう事がありますので十分注意を頂きたいと思います。
血圧の変動が原因という事なので血圧を測ったりするとこれ分かってくるんでしょうか?体の特に立った時に血圧が下がるという事が原因になりますので一般的に座った血圧を測るだけではなくて立った直後とかしばらく立っていて立った状態での血圧を測って頂いて座った状態と比べて頂くと。
それで血圧の変動を見て頂きたいと思います。
…で降圧薬をのんでいる方はそういった事をメモして主治医に告げた方がいいですよね。
そうですね。
めまいで受診するという場合ですがどんな事を伝えていけばいいでしょうか?めまいは情報としまして…例えば朝布団から起きる時とか布団の中で寝返りを打った時に起こる。
先ほどお話ありましたように…ぐるぐる回るめまいなのかふらふらするめまいかクラっとするような立ちくらみのようなめまいか。
そういうものも重要でございます。
めまい自身がどのくらい続くか。
これですね。
非常に短い数十秒で終わる。
もしくは半日程度も続いてしまうめまいなのか。
そういう事も重要になります。
更にこういうめまいの発作が…1回だけで終わるのかそういうものも重要になります。
そのほか…例えば内耳の原因ですと難聴や耳鳴りといった聴覚の症状。
あと脳の病気ですと運動がまひしてるとか言語の障害があるとか。
そのような状況があるかどうかを確認したいと思います。
今日お話し頂いた中ではめまいいろんなタイプがある中で脳の病気で命に関わるものが隠れている事がまれにあるのでそこは非常に注意してほしいという事でしたね。
どうもお話ありがとうございました。
ありがとうございました。
明日はご覧のテーマです。
明日も是非ご覧下さい。
2014/05/31(土) 04:15〜04:30
NHK総合1・神戸
先どり きょうの健康▽あなたのめまいなぜ起こる?どう治す?危険なめまいは?[解][字][再]
めまいは脳梗塞や脳出血で起こることがある。手足のまひ、言葉が出ないなどの症状がサイン。命にもかかわるため直ちに受診すること。ほかの多くのめまいは内耳の病気。
詳細情報
番組内容
めまいは脳梗塞や脳出血によって起こることがある。手足のまひ、言葉が出ないなどの症状を伴ったら脳に原因があるサイン。命にもかかわるため直ちに医療機関に行くこと。めまいで最も多いのは内耳に原因がある場合で、良性発作性頭位めまい症やメニエール病などがある。命には関わらないが、症状を悪化させないよう早めに受診したい。「ぐるぐる」回転するめまいの多くは内耳の病気だが、脳の病気では「ふらふら」することもある。
出演者
【講師】東海大学教授…飯田政弘,【キャスター】濱中博久,久田直子
ジャンル :
情報/ワイドショー – 健康・医療
福祉 – 高齢者
趣味/教育 – 生涯教育・資格
映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
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