連続テレビ小説 花子とアン(54)「はな、お見合いする」 2014.05.31

(望月)残念だけんどご縁がなかったようです。
(はな)望月さん…。
失礼します。
(リン)どうするでえ!地主さんカンカンじゃん!
(もも)ふんだけんど縁談断られたのはお姉やんの方ずら。
(ふじ)もも!
(リン)断られたははなちゃんが早く返事しなんだせいだって決めつけてるだよ!とにかく地主さんとこ行ってくる。
(吉太郎)はな。
おらが代わりに謝ってくる。
(周造)いやいやいや!わしはもういつ命取られても惜しくねえ年だから。
おとうなにょう言うですか!
(吉平)ここは父親の出番じゃ。
こぴっと話つけてくるから心配するじゃねえ。
ここんちでいっとう心配なのは婿殿じゃん…。
・「これからはじまる」・「あなたの物語」・「ずっと長く道は続くよ」・「虹色の雨降り注げば」・「空は高鳴る」・「眩しい笑顔の奥に」・「悲しい音がする」・「寄りそって今があって」・「こんなにも愛おしい」・「手を繋げば温かいこと」・「嫌いになれば一人になってくこと」・「ひとつひとつがあなたになる」・「道は続くよ」
(徳丸)わしの顔に泥塗るような事しやがって。
一体何考えてるでえ!こんないい話グズグズしてさっさと受けねえから向こうも業を煮やしたずら!うちの大事な娘の縁談断るような男はこっちから願い下げじゃ!望月さんはなあ!借金全額返しておまんら家族の面倒まで見ると言ってくれてんだ!借金くれえ俺が全国回って耳そろえて稼いで払ってやらあ!うちの品物がなけりゃあ売りもんがなくて稼ぐにも稼げねえら!とにかく縁談断られたのははなのせいじゃねえ!借金は俺が返す!いいな!待て!ほれ持ってけ。
(武)お父様…。
せいぜい稼いでふじちゃん楽さしてやれし!ほれじゃあごきげんよう。
そして季節は巡りいよいよ吉太郎の入営の日がやって来ました。
兄やん…本当に行っちもうのけ?あんた一緒に見送ってくりょう。
俺に見送ってほしくなんかねえら。
あの子本当はあんたに認めてほしかっただよ。
ボコの頃からずっと。
あんた。
おとう…。
(戸が閉まる音)ほれじゃあ行ってめえります!体に気ぃ付けるだよ。
はな。
おじぃやんとおかあの事頼む。
はい。
万歳!
(一同)万歳!キチ…。
(徳丸)万歳!万歳!
(徳丸)万歳!万歳!
(一同)万歳!万歳!おとう…。
吉太郎!頑張ってくるだぞ!いや〜すばらしいな。
すばらしいわ。
尊敬致しますわ。
(蓮子)どう?
(黒沢)「誰か似る鳴けよ唱へとあやさるる緋房の籠の美しき鳥」。
ご感想は?あなたはご自分の事しか愛せない人だという事がよ〜く分かりました。
ええ。
私かわいそうな自分が大好きなの!
(ドアが開く音)あらどうなさったの?こんな時間に。
(嘉納)悪いか。
失礼致します。
嘉納さん。
東西日報の黒沢と申します。
うちの取材はいつになったら受けて頂けますか?ああそんうちな。
受けて下さるまで何度でも伺います。
また短歌っちゅうやつか?こげな紙切れ一銭にもならんばい。
あら歌だってお金になるんですよ。
ほう。
そらどげしたら金になるとや?本にして出版するんです。
当然でしょう。
腹の足しにもならんもんに金出すやつの気が知れんき。
じゃあもし私の歌集を出してそれが売れに売れたらどうなさいます?おう。
博多の町をすっぽんぽんで逆立ちして歩いちゃる!ハッハッハッハッハ!どこまで下品な人なの…。
お前が作る本やきさぞかし上品ぶった本が出来るっちゃろうね。
ハハハ。
じゃあ作りますよ。
お金出して下さるんですね。
おう!この嘉納伝助の嫁が作る本ばい。
やるなら金に糸目はつけんでよか。
飛びっ切り豪勢なもん作っちゃれ!もちろんそのつもりです。
・「あおげば尊し」みんなこの花見るだよ。
これを見るだよ。
これを見るだよ。
撮りま〜す。
(シャッター音)はい撮りました。

(本多)2人ともこの1年間よく頑張ったな。
特に安東はな。
初めは落第教師だったおまんがどうにかよく持ちこてえたな。
卒業する生徒らにおまんらしい励ましの言葉を贈ってやれし。
はい。
皆さんご卒業おめでとう。
5月にお引っ越しした小山たえさんから今日お手紙が届きました。
てっ!たえから?読みます。
「はな先生6年生のみんなお元気ずらか?みんなはもうすぐ卒業ですね。
おらは今は学校に行ってねえけんど時々そこの教室に遊びに行きます。
想像の翼を広げてみんなと一緒に笑ったり勉強したりお弁当を食べたりしてるだよ。
こないだおとうが一冊の本を買って届けてくれました。
ほこにはな先生の『みみずの女王』が載っててドキドキしながら読みました。
読むと笑えて胸の奥にポッと明かりがともったみてえに元気になるだよ。
おら元気で頑張ってるからみんなも頑張れし。
アイラブユー。
サンキュー。
たえ」。
おしまい。
(拍手)たえさんは卒業できなんだけどみんながこうやって6年間学校に来られたのは家族の応援があったから。
遠くの町へ奉公に行く子。
おうちの仕事の手伝いをする子。
上の学校へ行く子。
これっからいっぺえつらい事はあるとは思うけんどみんながどこにいても家族が見守っててくれてる事を忘れんように。
はい。
ふんじゃあ皆さんお元気で。
ごきげんよう。
さようなら。
(生徒たち)ごきげんよう!さようなら!案外あっさりしたもんじゃん。

(生徒たち)はな先生!てっ!
(生徒たち)先生!ありがとうございました!サンキュー!アイラブユー!はな先生!はな先生!ありがとう!アイラブユー。
ごきげんよう。
さようなら。
2014/05/31(土) 08:00〜08:15
NHK総合1・神戸
連続テレビ小説 花子とアン(54)「はな、お見合いする」[解][字][デ]

はな(吉高由里子)の見合い話が壊れて激怒する徳丸(カンニング竹山)だが、吉平(伊原剛志)が強引にまるめ込む。やがて、吉太郎(賀来賢人)入営の日がやって来て…

詳細情報
番組内容
はな(吉高由里子)と望月(川岡大次郎)の見合い話が壊れたと知って激怒する徳丸(カンニング竹山)の元へ、吉平(伊原剛志)が乗り込む。ののしり合っていたふたりだが、どういう訳か「徳丸の商品を吉平が行商で売りさばき、借金を返して行く」という成り行きとなる。やがて、吉太郎(賀来賢人)入営の日がやってくる。吉平は見送ることなく先に出かけ、吉太郎はふじ(室井滋)や周造(石橋蓮司)たちに見送られて出発するが…
出演者
【出演】吉高由里子,仲間由紀恵,伊原剛志,室井滋,石橋蓮司,賀来賢人,窪田正孝,松本明子,カンニング竹山,吉田鋼太郎,土屋太鳳,マキタスポーツ,木村彰吾,【語り】美輪明宏
原作・脚本
【原案】村岡恵理,【脚本】中園ミホ
音楽
【音楽】梶浦由記

ジャンル :
ドラマ – 国内ドラマ

映像 : 1080i(1125i)、アスペクト比16:9 パンベクトルなし
音声 : 2/0モード(ステレオ)
日本語
サンプリングレート : 48kHz
2/0モード(ステレオ)
日本語(解説)
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