菊地洋行
2014年5月31日11時34分
大分マリーンパレス水族館「うみたまご」（大分市）で４月末に生まれたコツメカワウソの三つ子の赤ちゃんが３０日、報道陣に公開された。来館者から名前を募っている。
赤ちゃんはメス２匹とオス１匹。４月２７日、父ヨモギ（６）、母テマリ（６）の間に生まれた。誕生時の体重は６５・５～７８・５グラムだったが、今月３０日には約５００グラムほどに成長した。
コツメカワウソはインドやスリランカ、東南アジア、中国南部などの川辺に生息する。体は灰茶褐色から薄い黒褐色だが、顔の下半分が白や灰褐色になっている。小さな爪がついた指を器用に使って魚や甲殻類、昆虫などを食べる。
命名案は、飼育場付近に設置した専用用紙に必要事項を記入し、応募箱に投函（とうかん）する。メールやファクス、電話などでは受け付けない。６月８日までで、選考結果は６月末にホームページで発表する。
担当飼育員の高木彩華さん（２５）は「すくすくと育つように覚えやすく、三つ子らしい名前をつけていただければ」と話している。（菊地洋行）
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