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大阪府泉南市の「泉南生協」のドライバーが、労働組合を結成した矢先に突然、解雇されたのは不当だとして府の労働委員会に救済を申し立てていた問題で、労働委員会は29日朝、解雇は不当労働行為にあたると判断しました。
救済を申し立てていたのは、泉南市の「泉南生協」の元配送ドライバー5人です。
5人は、3年前、労働条件の改善を求めて労働組合を結成しましたが、その後、仕事場を隔離されるなどした上に突然解雇されたということです。
これに対し、府の労働委員会は29日朝、「生協側の整理解雇という主張は採用できない」として、解雇は不当労働行為にあたると認め、生協側に解雇の取り消しを命じました。
「労働組合潰しだということを明確に認めたということで、労働委員会の本来の役割を果たした」(申し立て側の代理人弁護士)
生協側は、担当者が不在でコメントできないとしています。 (05/29 11:55)
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