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防衛相 人民解放軍幹部と接触5月31日 7時04分
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シンガポールを訪れている小野寺防衛大臣は日本時間の30日夜、「アジア安全保障会議」の夕食会で、中国人民解放軍の副総参謀長と短時間、ことばを交わし、不測の事態を防ぐために日中の防衛当局者が緊急時に連絡を取り合う仕組みの運用を速やかに始めるよう求めました。
小野寺防衛大臣は、「アジア安全保障会議」に出席するためシンガポールを訪れていて、日本時間の30日夜開かれた夕食会で、中国の代表として参加している人民解放軍の王冠中副総参謀長とおよそ5分間、ことばを交わしました。この中で小野寺大臣は、東シナ海を飛行していた自衛隊機に中国の戦闘機が異常接近したことを念頭に、「海上や航空での衝突が起きないために『海上連絡メカニズム』が必要だ」と述べ、不測の事態を防ぐために、日中の防衛当局者が緊急時に連絡を取り合う仕組みの運用を速やかに始めるよう求めました。
夕食会のあと小野寺大臣は記者団に対し、「中国側の反応は、『日中両国間のさまざまな問題が解決されないと難しい』というようなニュアンスだった。今後も『海上連絡メカニズム』の重要性を訴えていきたい」と述べました。
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