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      キリシタンゆかりの絵を返還

      キリシタンゆかりの絵を返還

      明治時代に、浦上天主堂の神父からフランス人の神父に贈られた聖母マリアの絵が、およそ150年ぶりに長崎に返還されました。
      およそ150年ぶりに返還されたのは、キリスト教が禁止されていた江戸時代初めに描かれたとされ、明治2年に浦上天主堂の神父からフランスの神父に贈られた聖母マリアの絵です。
      きのう、長崎市の教会で行われた返還式では、パリ外国宣教会のジョルジュ・コロンブ神父からカトリック長崎大司教区の高見三明大司教に絵が手渡されました。
      この絵は5年前、フランスのパリにある修道会の図書館で保管されていたのをフランスの研究者によって発見されたもので、キリスト教が弾圧されていた時期に描かれたとみられていることから、当時、隠れキリシタンが祈りのために使っていたと考えられています。
      カトリック長崎大司教区では今後専門家から意見を聞きながら描かれた詳しい年代を調べるとともに、展示方法についても検討するということです。
      高見大司教は、「当時の信者がお祈りしていたと思うと感動します。
      まさかこの絵が長崎に戻ってくるとは夢にも思っていなかったのでとてもうれしい」と話していました。

      05月30日 09時15分