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 東京都は30日、認知症の可能性があり、身元が分からず精神科の病院に入院している高齢者が3人いると公表した。

 都によると、2012年6月に男性、同年10月に女性、14年2月に男性がそれぞれ区市町村の担当課に保護された。都福祉保健局は「入院中のため、発見された状況や入院先は言えない。個人情報の問題もある」としている。

 都は10年度から、区市町村と身元不明の高齢者の情報を共有する仕組みをつくっている。