ノーゲーム・ノーライフ・第8話

在エルキア東部連合大使館に乗り付けた空白達。勝手に入ったら領土侵犯ですわよと焦るステフに対して空はもうアポは取ってあると言う。その通りに入口には老ワービーストが立っていて、それは次席大使の初瀬いのだった。今朝、王城から大使館の方を見たら見えたので手を振ってそっちに行くよと伝えたと言う。流石、五感も第六感も鋭いワービーストである。肉眼で見えないからスマホのカメラ使ったと思うのだが、スマホのカメラってレンズがショボイからあの距離を拡大出来るかなあ。個人的には日常カメラをスマホに乗り換えないのはレンズの出来に一番かかってる。

大使館に入ったところに巨大モニタ。そして高層ビルのエレベーター。三圃式農業も国債も知らないこの世界でこれだけの物を作れるんだ。そして巨大モニタに興味を示すジブリール。しかし空はそれを見てモニタをジブリールが初見だと言うのに反応を示す。
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在エルキア東部連合の大使はじいさんの孫のいづなだった。出現したケモミミようじょに激しく反応する空白。

今日の用件は何かと切り出すいのに、そんなものこっちの心を読めば言わなくても分かるだろうと切り返す空。この辺りまでは相手が心を読める筈なのに随分頑張ってるな空と思って見ていた。外交の場では言葉と書面が必要とかわすいの。そこで空が切り出したのは、ゲームをしようぜ、いづなのぱんつとステフのぱんつを賭けてと。いきなり国土を賭けての勝負は切り出さない。この辺りから空の真骨頂。孫のいづなのぱんつを賭の対象にされて怒り出すが、だったらもっと別なのを賭けようぜと、大陸にある東部連合の全てを要求。でもこっちの賭け金はステフのぱんつな。

まずワービーストの心が読めると言う能力を暴いて行く。過去にエルフのエルヴン・ガルドは4回東部連合に挑んで4回負けた。本当は大陸の資源が欲しかった東部連合だが、このエルヴン・ガルドの挑戦は国家戦略的によい事ではなかった。序列第7位のエルヴン・ガルドが4回挑んで4回負けたのでその後の誘い受けに支障を来したのだ。

エルキアの時もそうだったが、エルヴン・ガルドは何故4回でやめたのか。1回目で負けた。でも記憶が消去された。ここからエルヴン・ガルドは魔法を使わない何らかのゲームで負けたと推論。それに対処した筈の2回目も負けた。3回目を挑んでどんなゲームかは掴んだが、だがそれでも4回目は勝てなかった。ゲーム自体は分かったのに勝てないのだ。だから4回でやめた。
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ここから空はそのゲームとはテレビゲームだろうと言う。ジブリールがモニタを見て初めて見たと言うのはそれがゲームに関係するから記憶から消去された。そしてテレビゲームの仕組みを他の種族は知らない。だから管理者権限でチート状態のエルヴン・ガルドには勝てない。相手の心が読めるとはったりをかましているが、ゲームで勝てるのはこの理由、本当は相手を細かく観察して本当の事を言っているのか、嘘を言っているのか見抜いているだけだと。だからエルキアの前国王の約束に含まれていた罠を見抜けなかったのだ。前回見た時にここに引っかかりがあって「本当にそんな約束だったのか、単に先王が約束を破って記録していたのかは分からないけど、相手の考えを読めると言うケモミミ相手なら嘘を口には出来ないからね。」と書いたのはこれで説明がついた。

これを空の妄想と片付けるのはいいが、ゲームを受けなかったらそれを認めた事になるとも言う。

そして空は賭け金を釣り上げた。これを国家ゲームに、全イマニティの種の存続を賭けてのゲームに。これで今回のゲームの事が一気に明るみに出る。種の存続を賭けた時点で全臣民の知る所となる。もうエルヴン・ガルドは無かった事にしてゲームから逃げる事は出来ない。とは言え、国家を賭にしたゲームを大使が決められるものでもないので、回答の猶予は与える。

種の存続を賭けて負けたらそれはもう家畜並に落とされる。そんな境遇にいきなりされたエルキアの臣民は空白達に掌を返して「愚王!」と叫ぶが、だったら代表権を奪えば良いと気にもとめない空。ジブリールは相手を抹殺する為なら自分たちの存続まで賭けるとは惚れ直しましたわと言う感想だが、ステフもジブリールもテトの仕組んだこの世界の仕組みを理解していなかった。これじゃ神も退屈する筈だと。
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とは言え、一週間経っても未だ音沙汰無し。と、そこに覚悟を試すのがやって来た。

空はそれに応じる訳だが、ここから空の存在が怪しくなる。ここはその存在の危うさを表現する為にEDに向けてノイズを入れる演出してるのだが、うちのデッキがもう古いのやら、アンテナ線が安定していないかもしれないのやらで、てっきり受信ファイルがやられたのかと思ったよ。ノイズの入り方で演出だなって思ったけど。

そして白が目覚めたら空が居ない。
ステフは空の存在を知らない。

記憶を消されたけど「俺はお前を信用している」と言う白だけは記憶が残った?


今回のノーゲームノーライフも面白かった!
畳みかける空の解題に一時も目が離せなかったし、普段なら朝見てそのままなのに、タブレットに録画ファイルを放り込んでその後ももう一回見ちゃったよ。

そして来週が待ち遠しい。
実況ツイートによると、原作もここで巻末になって、4ヶ月待たされたとか。
なら一週間は我慢しなくちゃね!

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ブラック・ブレット・第8話

蓮太郎と木更が外周部での呪われた子供たち向けの青空教室の先生をやってる。一体何を教えるんだろうと思ったら、先生へのHな質問がメインになってしまった。こう言う質問ばかりする幼女に育てるとはいかがなものか。
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チラとだけ出た教育場面は聖天子に関する部分だったが、そこに本物の聖天子登場。確かに危急の案件ではあるものの、蓮太郎を呼びつけないでいちいち外周部まで足を運ぶとはフットワークの軽い聖天子様。蓮太郎への依頼事項はアバンで起きた事件。モノリスのひとつがそれにとりついたステージIVのガストレア・アルデバランによってバラニウム浸食液を注入されてしまい、このままだとあと6日で崩壊してしまうと言う。本来ならステージIVのガストレアはモノリスの磁場の影響でモノリス自体に近寄れない筈だが、他のガストレアを犠牲にして近づいたらしい。代替モノリスを突貫工事で建設しているが、完成には9日かかり、その間に集結している2000体のガストレアが侵入して東京の人類を滅ぼしてしまうだろう。それを阻止する為に蓮太郎は民警部隊を組織して軍と連携して対処して欲しいと言うのだ。アジュバントのヘッドには蓮太郎がなってくれと。

モノリスって作るのが大変なのかと思ったら(或いは再建不能)、たった9日で作れるんだ。だったらこんな大事な物、バックアップが最初からあって当然なんじゃないのか。そして東京存亡の危機に、民警組織アジュバントの結成を蓮太郎任せにすると言うのはどうなんだ。聖天子様の勅命で結成出来ないのか。だってうまく行かなかったら東京の人類はガストレアに滅ぼされるんだぞ。

そんな重い任務を背負わされて帰宅した廉太郎を待ちかまえていたのは天誅ガールズのコスプレをした延珠とティナ。延珠にアニメ1シリーズを見せられてティナも魅了されたと言う。天誅ガールズか。ノラガミには天神シスターズってのがあったな。
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お泊まりに来たティナなので、これは川の字になって寝るのかなと思ったら、最初は蓮太郎と延珠が一緒に寝てティナはベッドだった。これはちょっと違和感があって、二手に分かれるなら延珠&ティナと蓮太郎なんじゃないかと。延珠が強硬に蓮太郎との添い寝を希望したと言う挿話があれば未だ分かる。でも、夜中に寝付けなかったティナと蓮太郎の話の後では蓮太郎はお兄ちゃんになった挙げ句にやっぱり添い寝。翌朝木更が到着した時点では「昨晩はお楽しみでしたね」状態に。

翌日は蓮太郎はティナとお出かけ。これもまた不思議で、何故延珠が同行しなかったんだろう。そのおかげでティナは蓮太郎とのデートみたいな感覚になる。しかし途中で反ガストレアデモをみかけたりする。TVが伝える呪われた子供たちへの法案に反対していた組織のヘッドが呪われた子供によって殺されたと言うニュースから、反対派が勢いを増して法案は廃案に。しかしガストレアを許すなってどう言う主張なんだか。許すもへったくれもないだろう。その挙げ句がガストレアウィルスに感染した呪われた子供たちへの差別なのだが、でも彼女たちにこの世界の平安が保たれているのによくもまあそんな考えになるものだ。その延長線上に蓮太郎が見かけたショッピングモールで目を覆って歌を歌う事で物乞いする少女にプルタブを投げるヤツらまでいる。蓮太郎は何千円か渡して当分ここには来るなと言うが、そんな中途半端な事しないであの外周部に連れて行ってやったらどうだ。
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蓮太郎とティナは片桐民警へ。影胤事件以来らしいが、あの召集会議の場に居たんだっけ?弓月は蓮太郎を変体扱い。玉樹は蓮太郎がここに来た理由を見抜いている。アジュバントの結成を依頼されたものの、あちこちで断られて、ここにも来たらしい。蓮太郎、先にどこに行ったんだろうな。これだけフランクに話せる片桐をおいて、先にどこに行ったのか。そして先に断った相手にはどこまで話したのか。この片桐の性格だと、例え東京エリアが滅びても、ここの連中を護って死ぬとかご免だねみたいな事を言うのは分からないでもない。でも良識(笑)のある民警だって居るだろうから、先に回った所で「そりゃ一大事だ。仕方ない、参加する」とか返事するヤツは居なかったのか。

こう言う片桐に対して、だったら俺の為に参加してくれないかと言うが、片桐は笑い飛ばす。でも自分より弱いヤツの下にはつかない、は、翻って自分より上のヤツの言う事なら聞いても良いと言う事で、片桐兄妹と蓮太郎・ティナの勝負開始。残念な事に片桐兄妹はティナの順位を知らないらしい。

片桐玉樹は序列1850位。蓮太郎は300位とは言っても、つい先日聖天子様の聖慮によっていきなり引き上げられた順位だから。以前よりも蓮太郎も実力をつけていて、弓月の貼った糸に囲まれながらも玉樹を実力で叩きのめし、ティナは期待通りに弓月にあっさり勝った。その後にティナが元の序列が98位と知った弓月が弱い私なんかじゃ足手まといだよねと気落ちしたものの、自分をここまで追い詰めたのだから自信を持って良いですよと言われてあっさりティナのファンに。これでOPのシルエットの4組にあと一組か。

今回から終盤エピソードに突入の様に見えるが、終盤エピソードは人間同士の対決よりも、人間対ガストレアの闘いでしめるのかな。

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星刻の竜騎士・第8話

ガウェインがルッカとの接触を何故か絶ってしまって、星精路からの生命力を受けられなくなってしまっていたのを何とかしたいと言ったアッシュはエーコに鎧を作って貰ってガウェインとの接触を図る。しかし、そんな簡単に行く訳でもなく、鎧も消されてやり直し。それでもアッシュは諦めない。と言うのも、最初に言った様にずっとドラゴンとの関係を持てなかった気持ちは自分がよく知っているから。

確かにルッカを差し措いてあれでアッシュが何とかしてしまったらお話にならないので、まずはルッカの方から何故こうなったのかを聞いてみる事になり、もう一度ルッカの部屋へ。前回は火災疑惑の騒動だったからそのまま踏み込めたが、平時に女子寮に男が一人で入る訳には行かないとエーコも連れて。

でもなかなか要領を得ない会話にエーコがちゃぶ台返しをしてぶち切れる。とりあえず三ヶ月前からこうなった事を聞き出せて、ともかく合宿には行こうなと言う事にはなった。
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と言う訳で合宿へ出発だが・・・あれ?前回、選抜合宿とか言ってなかったか?なんでこんなに大勢いるんだ。こいつらが全員選抜メンバー?いや、壇上に上がったのはジェシカ達だけだったろう。どうなってるんだよ。

エーコが人間の姿をしているし、ルッカはガウェインが寄せ付けないからと、他のドラゴンに乗せて貰っての移動。ガウェインは賢いから単騎で先に行けるのだそうだ。そりゃ本当に賢い。

合宿地に到着して、さっそく特訓と言いたいところを、今日だけは息抜きに湖で遊んでもよいと言う、いきなりの水着回。自由行動と言う事で、ジェシカがアッシュを掠う。この間までの勢いだと、アッシュを連れ去って速攻で子作り入りそうなものなのに今回はハネムーンだそうだ。それをシルヴィアとエーコがランスロットに乗って追いかける。

その夜、アッシュが夜中にトイレに起きると、奇跡的な確率で窓の外を森の方へ向かうルッカの姿を見つける。どこに行くのかとあとをつけたら、森の中のガウェインに会いに行っていたのだ。なぜガウェインがあんな場所に居たのか不明で、ひょっとして合宿地ではドラゴンは森の中に各々居場所をあてがわれていたんだろうか。

そこでルッカはまたガウェインに話しかけようとしたものの、やはりガウェインは拒否。この聞く耳をかさない態度にアッシュが腹を立て、生身の身体なのにガウェインに向かい合おうとする。ガウェインがぬかるみで足を滑らせて倒れたのを利用してうまく背中に乗り、このまま例のどんなドラゴンでも乗れる力を発揮しようとしたところでガウェインによるリフレクション系の防御魔法で吹っ飛ばされる。
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この場面、単にはじき飛ばされただけかと思った。密かに見張っていたアーニャが「このままだとあいつは死ぬ」と言う言葉も「このままあのドラゴンとやり続けたらやがては致命傷を負うだろう」と言う意味なのかと思ったら、あのたった一撃で致命傷だったんだね。そりゃ確かに最初に鎧が無いから一撃でも直撃を受けたらまずいとは言っていたけど、それは物理攻撃かと思っていた。

為す術のないルッカに、見捨ておけなくなったアーニャが告げる。下手に動かすな、死ぬぞ、お前は早く助けを呼びに行けと。

アーニャのおかげで九死に一生を得て、ベッドの上で目を覚ましたアッシュ。竜輝華晶の欠片を見て、それで治療を受けたのだなと察するが、ベッドの中には裸のルッカ。実はアッシュは気を失っていた時にマザードラゴンからガウェインがルッカを近づけない理由を聞いていた。三ヶ月前の騎竜演舞の時にガウェインからルッカが落ちて以来、ルッカが騎乗を無意識に恐れる様になった為、ルッカを二度と落とさない様に騎乗そのものを拒んでいた。でもこのままだとガウェインはあと5日しかもたない。その事をルッカに告げる。
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ここでルッカがさらっと「今日は合宿六日目」って言う。まあだから残された日はもう一日しかないと言う事なのだろうけど、そこはアッシュは「そんなに俺は寝ていたのか!」って返して時間が五日間過ぎた事を強調しないと。しかもアッシュの体温が低いから肌で暖めていたと、裸で一緒に寝ていた事を説明していたが、だとするとルッカは五日間もアッシュと裸で一緒に寝ていた事になるんじゃないのか。

その頃、アンジェラ先生は初日からの怪しい行動が五日目にして漸く実を結んだらしく、ドラゴンの知恵が記された図書館を見つける。しかし、そこに子安仮面登場。どうやら子安仮面とアンジェラは旧知の仲の様だったが、子安仮面は無情にアンを殺せとアーニャに命令しようとする。が、頭痛のおかげでそれは逃れ、アンジェラをほうっておいて、ネクロマンシアの起動へ。

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彼女がフラグをおられたら・第8話

夏休みに入った。颯太は菊乃の膝枕で安眠を貪っている。
「だだあまだぁ~!」

甘い、甘すぎる!
何しろ縁側に出て、扇風機回してるのに、エアコンが動いてるんだよ。どんだけエアコンの無駄遣いしてるんだ。
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夏休みでみんな帰省したのだそうだ。だからここ(学園に近い場所?)に残っているのは颯太・菊乃・凜だけ。確かにこの三人は幼馴染みだった。後から分かるが、菜波は帰国、茜は別荘(?)。ここに瑠璃が飛んで来た。そして颯太を掴むなり、舌を噛み切らない様にと飛んで行ってしまう。

行った先は茜の別荘。茜が颯太に会いたいなと言った為に瑠璃がここに颯太を連れて来た。それにしても相当高々度を高速で飛んだらしく颯太から氷が剥げ落ちる。

巨大な別荘を見て、やっぱり茜ってお金持ちのお嬢様だったんだなと思う颯太に、そんな距離を置かないで下さい、常にあなたの身近に這い寄る混沌だとか言って身もだえるものだから、颯太がフォロー。いや、それ、またも歯の浮く様な台詞で盛大にフラグを立てるんだから。

目の前で颯太が掠われて慌てた菊乃がみんなに連絡したものだから、帰国した菜波以外が全員茜の別荘に集結する。茜はウェルカムで、夕食も全員で一緒に。くるみ子は贅沢をした事が無いからどう食べたら良いのかと颯太に聞くが、颯太もテーブルマナーには自信がないから茜の真似をしたら良いよと言ってしまったので、くるみ子のみならず他の全員も茜の一挙手一投足までも真似してしまい、颯太の目の前には大量のローストビーフが積まれる事に。ローストビーフってそこまで食べる程の美味しさ無いよね。安いのしか食べてないせいかもしれないが。

次は風呂。颯太が入っていると、誰かが入って来る。とうとう恵が、と思ったら凜でした。凜はここは女湯だぞ!と叫ぶが、そもそも別荘に男湯と女湯の区別があると言うのはどうなのか。そこに追加で茜達がぞろぞろと入って来たので、凜は慌てて颯太を隠す。しかしネタを明かせば茜が時間を区切って男女使い分けにしましょうとしたのを颯太と凜に伝えてなかっただけだと。やっぱり別荘で男湯と女湯の区別はおかしいよね。

夜も更けてきた頃に菜波から茜へのコーリング。相手の映像も見えるから、茜の別荘で菜波以外が颯太と一緒によろしく遊んでいるのを見せつけられて激しく悔しがる菜波。これのせいで、菜波はみんなをブレードフィールド公国に招待したらしい。

空港に到着したらさっそく公室専用列車に乗って移動。鞄の中にはオーバーホール中の瑠璃に代わってねんどろ瑠璃が入っていた。いいのか、ねんどろいどの名前使って。
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途中駅で第14公女の白亜・バーサーカー・ブレードフィールドが乗り込んで来る。ミドルネームがバーサーカーとか不吉だなあ。それにしてもこの期に及んでまたキャラが増えるのか。白亜も菜波の母とは違うものの、日本人の母を持つので日本語が流暢。って設定で良いよね。

この菜波と白亜が揃ったところで、瑠璃そっくりの暗殺者がやって来る。侍女達がどこに隠し持っていたのか分からない武器で応戦するものの、敵わない。颯太は菜波と白亜を連れて最後尾の車輌へ。そこで連結器を切り離し、非常ブレーキをかけたから最後尾の車輌だけが取り残される。偽瑠璃はそちらに飛び乗ろうとしたものの、何者かによって破壊。

そんな訳で一応難を逃れた颯太と菜波と白亜。
颯太は最後尾の車輌に移って連結器を外しブレーキをかけるのが逃亡成功フラグだと言うが、連結器の開放があんなに簡単に出来る仕組みが謎だ。
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先程の極黒のブリュンヒルデ第8話の旧軽井沢

長野県アニメの極黒のブリュンヒルデですが、とうとう軽井沢まで登場しました。
ここで一昨年夏待ち探訪に行った時にこんな事もあろうかと撮っておいた写真と比較してみましょう。
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魔法科高校の劣等生・第8話

キリスト教歴2095年7月12日で始まる今回の話。そう言えば今から80年も後の物語なのに80年分の科学技術の進歩があった様には見えない。魔法が加わった分の進歩は目覚ましいが、それ以外の部分が。だって今から半世紀遡ったら山手線がクーラーも積まずに抵抗制御で台車なんてコイルバネので走っていたんですよ。しかも最新型103系とか言って。当時やっと実用化したステンレス車はコルゲーションだらけだったし。
(なんか比較がおかしい気がする)

そんな悠久の時を経たものだから、誰もブルマを知らないw
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九校戦が近づいて来ている。秋の九校戦は論文発表、夏の九校戦はスポーツタイプの魔法競技。国立魔法大学付属の9校のメンツをかけた大会で、生徒会も全面的にバックアップしているのだが、三年生は実技派ばかりでエンジニアが不足しているとの事。二年生はあーちゃんと五十里啓(いそりけい)が頑張っているから何とかなりそうだとため息をつく生徒会長。

ところで今回は二人新たに話に加わった気がする。まずブルマの話でwエリカの幼馴染の吉田幹比古。達也やレオに対して、前々から話をしたいなと思っていたんだ(ポッ)と言うのが一人。ブルマの為だけに登場した訳じゃないのだろうから、今後何か役に立つ場面でもあるのだろうか。もう一人が五十里で、これは何か不安そうな雰囲気。純理論畑でCADの調整は得意じゃないとか。それにしてもいくら困ったわねーと思案にくれているとは言え、食事中に肘をつくのはよろしくありませんことよ、七草様。

食事が済んだ達也はそそくさと出ていこうとするが、あーちゃんが達也ならいつも深雪のCADの調整をしてるじゃないですかと言い出す。盲点だったわ!と叫ぶ生徒会長。いやいやw、私はてっきり生徒会長は「エンジニアが居なくて困っているのよね~(チラッチラッ」と達也を見てるのかと思ったよ。

ただ、達也が言い出さなかった理由は二つある。ひとつはこの場でも言った様に、一年生が、ましてや二科生がエンジニアをした前例がない。それに達也はある意味で悪目立ちしているので反発する人間も居るだろう。プレヤーとエンジニアは信頼関係が無いといけない。騎手とベグライターの様に。そしてもうひとつは今回の話ではっきりするのだが、達也はそんじょそこらのちょっと詳しい青年とかじゃなかった。これじゃあまり表立って活躍する訳にも行くまい。でも深雪が九校戦でも達也にエンジニアをして欲しいと言っちゃったので、これで決まり。

さて、上述の達也がそこら辺のちょっと魔法式に詳しい高校生ではないと言うのが今回はチラチラと描かれる。以前、あーちゃんが惚れ込んでいたシルバー・ホーンの話になる。シルバー・ホーンを触りながら「憧れのシルバーナイト様」と言うと、深雪がPCの操作をミスる。動揺しすぎワロタ そしてあーちゃんによるトーラス・シルバーに関する大演説。僅か1年で特化型CADを10年は進歩させたと言う天才技術者らしい。どんな人物なんでしょうねとあーちゃんに問われて、普通の高校生かもと答える達也。またも深雪がPCのエラーを起こすが、ただ、日本のFLT(Four Leaves Technology)所属と言うのは確からしい。四葉ってこの間チラと出ていたね。しかも司波って四葉に似てるんだけど。

あーちゃんが悩んでいた課題は何故実用化汎用的飛行魔法が出来ないのかと言う問題だった。飛行魔法は加速減速などの魔法を次々と重ね掛けして行かねばならず、そのうちに累積して継続不可能となるから自由な飛行魔法が実現出来ていないと言う。だったら重層化する前に前のをキャンセルすれば良いと言う事になるが、一昨年イギリスでそれをやろうとして失敗したと言う結果が出ている。

これに対して実は達也は既に見解を持っていて、魔法式は魔法式に作用出来ない。だからキャンセルするつもりでかけたら、余計に魔法をかけた事になると。この後の話はよく分からなかったが。

放課後、部活連絡会議で生徒会は達也をエンジニアとして推薦した。案の定、二科生がと驚きの声をあげたり、反発する人達がいる。まあこれまでに考えた事もない提案がされたら驚きはするだろう。

そう言う声を納得させるには実際に何かやらせれば良いと提案する十文字。自分のCADを調整して貰おうかと。下手な調整は怪我では済まないと言う声に、生徒会長は自分が推薦したのだから、自分がと言い出したが、ここで桐原が進み出る。自分がやりましょうと。

達也が課せられた課題は桐原のCADを競技用CADにコピーして即座に使える状態にすると言う事。さっそくマシンに向かってとりかかる達也。画面に流れる16進数とおぼしきもの。マシン語ですね!w
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わ、わたしだってx86プロセッサのマシン語はちょっとだけ分かるんだからねっ!C3はret(リターン)(ドヤ

しかしそんな事をするのは最近の開発環境に慣れた人間からは無駄な芸当に見える。程なくしてチューニングが出来た競技用CADを桐原が装着して試してみる。うん、いつもと違いがない、問題ない。

実はこれは大変な事で、桐原個人のCADはハイスペックでそれを汎用の競技用の物にコピーしていつもと同じなどと言わせるのは並大抵の事ではないと、あの服部が達也を認める。服部までもが言うのだからもう誰も文句は言わない。達也のエンジニア入りが決まった。

これだけの技術力のある達也は実は軍と繋がりがあった。壬生の父との会話の中で登場した風間少佐からの秘匿回線が入る。その内の一つは九校戦の行われる富士の演習場に香港の犯罪シンジケートのノーヘッド・ドラゴンがうろついているのが確認されたから気をつけろと言う話。
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気をつけろとか言ったら絶対何かあるのが常。ところで達也は軍との繋がりがあり、小野先生の方は公安関係と言う事で、まあどっちもどっちだった訳だ。

そして達也君。あの「汎用的飛行魔法が出来ない」とか言う話題の出たこの回に新しいCADを作って深雪を飛ばせちゃったよ。

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舞台探訪・ノラガミ・梨の花公園

もう元ツイートが削除されて消えてしまいましたが、3月にノラガミ第7話で登場した公園の場所を指摘するのがありました。とは言ってもそう安々とは大泉学園に行けないのでそのままにしていた訳ですが、今日は叔母と会う為に大泉学園に行く用事があったので、この機会にと行って来ました。

場所は大泉南小の南にある梨の花公園です。
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訪れた季節も時刻も違いますw

夜トの所から天神様の所に鞍替えしようとした雪音だが、天神様に断られてふて腐れている場面。
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夜ト「フラレてやんの」
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雪音が夜トのバイト先のコンビニで義援金の箱を盗もうとして発覚して逃げた先もこの公園です。
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ノラガミは大泉学園駅周辺が出る時は分かっている範囲ではほぼ全部北側だったのですが、この梨の花公園だけが南側です。この公園はこちらのブログによるとぶどう・グレープフルーツ・すもも・さくらんぼ・ブルーベリーの果樹があるそうで、しかも果実を摘果して食べても良いとか。帰ってから見たので気づきませんでした。ソメイヨシノの食べられないさくらんぼの季節はもう終わっていますが(先週の一週間フレンズ。の舞台探訪の時に寄った桜ヶ丘公園では沢山落果していました)、食べられるさくらんぼってどうなってるんでしょうね。


さてノラガミ第1話のサブタイ直後に登場して大泉学園アニメと印象づけた駅北口のバス停ですが、今日行ったら屋根は残っているものの、消滅していました。
参考資料
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どうやら左側に見えている新設のペデストリアンデッキの工事の影響の様ですが、工事が終わったからと言ってバス停が復活するかどうかは分かりません。何よりペデストリアンデッキのせいで左側の風景が変わっちゃいましたね。ノラガミ放送時には既に閉店していた右側の英林堂書店ですが、今はもう外装も変わってドトールコーヒーになっています。

そして大泉学園からの帰りの電車を待っていて見かけた衝撃のラッピング電車。
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こんな事出来るのなら、あの花ラッピング電車もこれくらいやってよ、西武。

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悪魔のリドル・第8話

もう残り3人ですか。鳰を入れても4人。て言うか、鳰はあそこまで管理者みたいな事やってプレヤーもやるとかちょっとズルいんじゃ。残った3人と言うのは伊介様と真昼/真夜とお嬢様純恋子。理事長の予測によると純恋子は事情があって最後になりそうだから次は伊介様か真昼/真夜だろうと。アバンでは伊介様が目立ってましたが、さあどうでしょう。

アバンでは伊介様が出張っていたのに、Aパートに入ったら真夜が目立ち始める。残り人数が少なくなったからと言って、今まで傷跡を気にしてあまり来ていなかった大浴場に晴と兎角が入っていたら真夜参上。傷跡なんて気にするなと言う真夜は顔に大きな傷跡がある。仲良く風呂上がりで部屋に戻る時にはそろそろ頃合いかなとか言い出す真夜に、兎角は次は番場かなと。兎角さん、前回に引き続いてまたも先入観なんて持っちゃいましたね。

真夜、部屋に戻ってからも純恋子にお茶を勧められて珍しく頂いたかと思ったら、近づく台風の嵐に「パーティーにはうってつけだ」ともつぶやき、アバンを裏切ってどんどん真夜フラグを立てて行く。
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その一報で伊介様フラグの方も忘れられていない。長電話を終えて部屋に戻る伊介に鳰が煽りを入れる。

翌日、愈々台風が近づいて来た。午後からは雨も降りだして天気は大荒れの模様。溝呂木先生は台風が接近しているから寄り道しないでまっすぐ寮に帰れよと告げて授業は終了。なのに、鳰は晴をアイスに誘う。台風の日割引で30%OFFだと言うのだが、台風なめちゃいかんよ。当然晴は躊躇するし、兎角は非常識なヤツだと晴を引っ張って帰る。

しかし、晴が取り出した折りたたみの傘からは「出席番号12番 番場真昼」と書かれた予告状が飛び出す。兎角さん、次は番場だともう頭に決めてかかってるから真昼からの予告状だと何も疑わない。予告状に出席番号と名前だけ書くとかどうなんだ。今までもそうだったっけ。少なくとも前回の首藤の場合は「ゲームの始まりじゃ」と言う宣言文があった。前々回、予告状だけ見られた剣持は「一ノ瀬晴様 暗殺予告するものとします 剣持しえな」と宣言文が書かれていた。柩は中を見せてくれなかったので不明。5話に遡ったら春紀が「No.06 寒河江春紀」とだけ書いた予告状を晴に渡していた。出席番号と名前だけってのはありなのか。うむ、すると兎角が真昼の予告状と決めても無理はない。

急いで寮に戻ろうとした兎角と晴だが、寮の入り口で出会った伊介が晴に切りかかって来る。咄嗟に晴を伊介から離した兎角が伊介と戦闘。伊介様強いぞ。しかし予告状無しの攻撃はルール違反だと言う兎角に伊介はもう予告状は受け取ってるでしょ?と。

つまり、あの予告状は真昼の名前が書いてあったが、伊介のもの。予告状に他人の名前を書いてはいけないと言うルールは無いと、そう悟った兎角は隙を見て晴を連れて学校の方へ。予告状に他人の名前を書いていけないとは無いかもしれないが、宣言したのが誰なのかと言う印が無いのはルール違反なんじゃないのか?でも気になるのはそう言う兎角に晴が「兎角さん、兎角さん、違う!」と叫んだ事。どう言う意味なのか。何が違うのか。
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ともかく、先に寮に居た伊介が部屋に何を仕込んでいるか分からないからと言う理由で学校に戻った兎角。生物準備室らしき場所に入ってバリケードを作り、そこから出るな、私は伊介と決着をつけてくると飛び出す兎角。えええ、それは危険なんじゃ。兎角が伊介を捕捉する前に伊介がここに来ちゃったらどうするんだ。

その心配は兎角が伊介と遭遇して戦闘になった事でその点だけは解消したものの、兎角は今まで人を殺した事が無いと言うのを伊介に見破られていて、切っ先の鈍るのをかわされて劣勢に陥る。

しかも晴の方には真夜参上。
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この時にハンマーに予告状を貼り付けていたね。何も書いてないヤツ。

兎角は晴と別れたのが失策となった訳だが、こんな感じで同時宣言されたら防衛は難しいね。

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龍ヶ嬢七々々の埋蔵金・第7話

温泉地で出した宅配便の到着を玄関で待ちかまえている重護。到着した荷物を嬉しそうに受け取り、中のプリンを七々々に献上。これで機嫌を直して下さいまし七々々様と。温泉プリンをチラ見して、この程度で許してヤル・・・許そうと七々々は折れる。
参考資料

七々々が機嫌が悪いのは、温泉旅行に行く前に幸せ荘の光熱費を払う為にゲーム機を売り払った為だったのだ。ありゃ、祭に七々々コレクションの情報を流して金にしたと言う天災の推理が外れてますね。先週天災どおりの推理だと重護は祭にどこまで情報を売ったのかが疑問だと書いた。重護と雪姫が完全にグルなら宝箱の中に代わりの猫のぬいぐるみを置くのはどんな意味があるのだろうと。重護が明かしたからくりで、七々々が怒った件と雪姫達とのあまり整合性の合わない行動の説明がついた。グルじゃなかったんだ。じゃあ本当に偶然あの温泉宿で出くわした。これはこれで本当は無理があるなあ。

それはともかく、予想通り新しい七々々コレクションは宅配便のプリンと一緒に届いた。七々々の反応からこれは本物らしい。ただ、これは七々々を殺した犯人には結びつかない品物でもあったらしい。

重護の方は今回の件で大きなショックを受けていた。上述のとおり、今回の七々々コレクション争奪戦は雪姫とはつるんでいなかった。だから唯我の所から偽物ながら七々々コレクションである筈の猫のぬいぐるみがトド松によって盗まれたと言う行為は、あの世界の不文律である一旦誰かが手に入れた物を再び盗んで奪うと言う行為であって、それを雪姫が強行したのは自分を完全に見限ったと言う事なのだと。

雪姫は重護の師匠であり幼い頃のおねいさんでもあった。そこまでの相手に見限られたと言って涙する重護。

しかし泣いていても仕方ない。直接会って決着をつけてくると重護は出かけた。

祭のSNSに謎の呼び出しメッセージを書いて雪姫を呼び出した重護。さっさと本題に入りましょうと言う雪姫に、重護は勝負をしかけた。重護が勝ったら雪姫はもう二度と重護に楯突かないと三指ついて誤ってくれと。でもボコボコに負けたら七々々コレクションを渡しましょうと。

拳と拳での語り合い。しかし圧倒的に雪姫が強い。思い切り本気で撃ち込んで来なさい、当たる訳がないからと言うだけの事はある。やられてもやられても立ち上がってどこかで起死回生の一撃をみまうのかと思ったらそうじゃなかった。あくまでも身体を使った戦いでは敵わない重護は今回の七々々コレクションを使った。まずそうな事態を察知した雪姫はすぐさまその影響から離脱しようとしたものの、着地した先で捕らわれる。この七々々コレクションは光り輝く鎖で相手を束縛するもの(どんな奴でも逃がさない鎖が飛び出す大きな釘)。
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え?それだけ?確かにこの場面では役に立ったが、普段は全く使い道が無いよね。常に闘いと隣り合わせの人とか、目の前で交通事故が起きそうな瞬間にフラグを折る代わり位しか使える場面が思いつかない。

完全に雪姫を動けなくした重護は、さあこれから雪姫をいじくって自分の勝利としようとするが、雪姫の本気の涙でそれをとどまる。

重護が祭を去る時からお互いの気持ちが分からなくなっていたんだな。でも雪姫が重護にとって何なのかと言う問いにあっさりと「初恋の人」と答える重護は、じゃあ今は恋している訳じゃないて事か。

今回の七々々コレクションは重護から雪姫に渡された。雪姫は未だ重護が七々々と同居して七々々を殺したヤツを探そうとしていると言うのは知らない。でも唯我からもたらされる以上の情報を持っているのは確かで、それを探れとトド松に命じる。

今回すっかり推理が外れた天災だったが、それはそれで、これこそ私の好敵手と喜んでいる。鍵を作って勝手に上がり込んで来る天才達だが、食事を作ってくれるのならまあ良いかもね。どうせもう重護にプライバシー無いのだからw
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ノーゲーム・ノーライフ・第7話

空白をマスターとしたジブリール、空に言われてキッチンを作った(そんな能力もあるのかジブリール)。材料は取り揃えておいたから存分に菓子を作るがよいぞと言う空からのプレゼントにうきうきとしてドーナツを作り始めるステフ。これがイマニティで見られる恋と言う現象かと興味深く眺めるジブリール。そう言われて恋の筈が無いと否定するステフではあったが。

ジブリールを手に入れてさあいよいよケモミミの東部連合も手に入れるぞと意気揚々としている空。そんな状態とも露知らずクラミーは空白が東部連合を後ろ盾にしていると思い込んでいた。空白の内政改革でエルキアが徐々に豊かになりつつあり、パンが美味しくなっている。傀儡の傀儡のくせにと、すっかり東部連合に操られていると思っていた。いや、まあ、お前も同じだろw クラミーが東部連合が後ろ盾と踏んだのはエルフをも気づかれずに負かした力は東部連合しか考えられないからだと。
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そんな東部連合を空はジブリールからの情報で破ろうとしたのだが、ジブリールの答は否だった。自分ではお役に立てない。何故ならフリューゲルは一度東部連合に負けたのだと言う。しかも負けた場合の条件にはそのゲームの内容に関する記憶消去が入っている為に、どうプレイしてどう負けたのかの情報が全くない。

フリューゲルをも負かす、相手の考えを読み取れる、そのくせ過去のゲームデータは無い、こんな相手にどうやって勝つんだと空は絶望感に捕らわれた。せっかくケモミミ天国が目の前に出現しそうだったのに。そう思ったものの引っかかる所がある。近年領域を大きく増やしたと言う事は、そんな無敵の相手に挑戦したヤツが居ると言う事だ。いくら相手が挑んで来て負かせてゲーム内容を記憶から消すと言っても、敗戦の事実だけは厳然と残るのだからそんなにほいほいと挑んで領土を進呈するヤツは普通は表れないだろう。一体誰だそんなボンクラは?と思ったら、それはエルキア。

ここ10年のうちでたった一国だけ東部連合に挑んだエルキアだが、ご想像通り負けまくった。8回挑んで8回負けた。そしてその度に領土を割譲したのだ。これを聞いて呆れる空白。先王のお前のじいさんはやっぱり愚王だなと見捨てる口調で言うものだから、ステフは自分の事なら仕方ないけどおじいさまをそう言うのは我慢出来ないと泣き出す。あーあ、泣かしちゃった。言い過ぎだよ、空。
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実はステフは祖父から真にイマニティの未来を託せる王が出現した時には渡してくれと言われて預かった鍵があった。こう言う隠し球ってこれからもいくつか出るのかな?w でもあんな空白なんかにこの鍵を・・・と悶々としているところにジブリール出現。あんたなんかの為じゃないけど、私のマスターの為にはそれを持って行ってあげた方がよいと言う。

悶々としていた位だからジブリールに背中を押されてそろりと図書室に足を運んだステフだが、そこで空が一生懸命謎解きを行っていた。先王は確かに8回も東部連合に挑んで8回も負けた。単なる馬鹿ならそれはあるかもしれないが、300万臣民を預かる常識人なら意味無くそんな事をする筈が無い。何かが引っかかる。自分は人類は馬鹿だと思っているが、でも白の様な可能性は信じていると。それを聞いてステフも、その鍵は勝てる可能性がゼロではない将来の王に託すと言った祖父の言葉を思い出して空に鍵を差し出した。

これは何か見られるとまずい物を隠している鍵。それはきっとHな本・・・ではなくて、何かの情報源。実は既に王の居室の不自然さを探っていた空はこの鍵が使えそうな場所を探し当てていた。果たして鍵で開けてみると隠し扉の向こうに部屋が。

そこには先王が東部連合と戦った時の記録が残っていた。東部連合はイマニティを侮って他の種族相手では勝負の記憶を消していたのを、記憶は消さないで次は勝てそうと思わせて勝負を挑ませていたのだろうと。但し、生涯その内容は他人に明かすなと言われたものの、こうやってもう崩御してしまった後に記録が継承されるのは約束違反ではない。まあ本当にそんな約束だったのか、単に先王が約束を破って記録していたのかは分からないけど、相手の考えを読めると言うケモミミ相手なら嘘を口には出来ないからね。そして8回で勝つ可能性を掴んでそこで挑戦をやめたらしい。

先王は愚王の名を付けられても未来の王に勝負を託す、そんな大したヤツだったんだなとステフに言う空。
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いよいよ惚れ直しか。

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