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消費支出 増税で3年ぶり大幅減
5月30日 11時25分

消費支出 増税で3年ぶり大幅減
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先月の家庭の消費支出は、消費税率引き上げの影響でコメや酒など食料品を中心に支出が減ったことから、前の年の同じ月を4.6%下回り、およそ3年ぶりの大幅な落ち込みとなりました。

総務省が発表した「家計調査」によりますと、先月の消費支出は、1人暮らしを除く世帯で30万2141円となり、物価の変動を除いた実質で前の年の同じ月を4点6%下回りました。
これは消費税率引き上げ前の駆け込み需要の反動などで消費を手控える動きが広がったためで、東日本大震災が起きた平成23年3月以来、3年1か月ぶりの大幅な落ち込みとなりました。
また増税後の落ち込みとしては、消費税率が5%に引き上げられた平成9年4月のマイナス1%を大きく上回っています。
支出の内訳を見ますと、コメや酒などの「食料」が前の年の同じ月と比べて6.9%減って、2か月ぶりに減少したほか、洗濯機や洗剤などの「家具・家事用品」も、18.7%減り、半年ぶりに減少に転じました。
総務省は「今回は、3月の駆け込み需要が大きかった分、翌月の支出が大きく下がったということで意外な結果ではない。今後、この駆け込み需要の反動減がどのくらい続くのかが注目される」と話しています。

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