菅野みゆき
2014年5月30日03時00分
8月にスイス・ジュネーブの国連欧州本部に核廃絶を求める署名を届ける第17代高校生平和大使に、県内から4人が選ばれ、29日に長崎市役所で記者会見した。
選ばれたのは、長崎東3年竹内彩華さん(17)、長崎北陽台2年横山香奈さん(16)、活水2年小柳雅樹さん(16)、聖和女子学院3年猪本悠稀さん(18)。任期は6月から1年間で、8月には高校生1万人署名活動の署名を国連欧州本部に届け、スピーチをする。
猪本さんは父方の曽祖母が長崎で入市被爆、母方の曽祖母は広島で被爆したという。米軍基地のある地元佐世保や、昨年度留学した豪州でも核廃絶を訴える署名活動をした。「外国では長崎に原爆が落とされたことも知られていない。もっと世界に向けて発信しなければならない」と話す。
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