2014年5月30日金曜日

内部文書入手!幸福の科学の最強秘技の全貌が判明

本紙が入手した内部資料
幸福の科学と言えば、有名人などの守護霊を降臨させたと称して無断で書籍化して販売する「霊言宗教」のイメージが強いかもしれません。しかし一方で、教団内には個々の信者が実践できる強力な呪術があり、元信者によると、信者たちは日常的にこれを行っているといいます。本紙は、その呪術が教団に導入された際の最初期のマニュアルを入手しました。幸福の科学が、信者一人ひとりの強力な呪術に支えられた集団であることを示す、貴重な資料です。




■必ず奇跡が起きる最強呪文
さとうふみや『法魔降臨』より(幸福の科学出版『コミック・エンゼルズ』収録)

マンガ『金田一少年の事件簿』で有名なマンガ家・さとうふみや氏が、幸福の科学出版のマンガ作品で描いたことで知られる「エル・カンターレ ファイト!」。エル・カンターレとは、幸福の科学における最高神で、教祖・大川隆法総裁を指します。

教祖の名を叫ぶ「エル・カンターレ ファイト!」は、幸福の科学に伝わる秘技で、東日本大震災では、これを唱えた信者が津波から生き延びたとまで言われる呪術です。本紙では、教団がこれを導入した直後に作成したマニュアルを入手しました。<正会員限定 修法「エル・カンターレ ファイト」について>と題するもので、1992年に教団の指導局が作成したものです。

ここには、こう書かれています。
【修法「エル・カンターレ ファイト」について 1992年03月25日】

○この修法は、「サタンの追放」の祈りであり、聖エル・カンターレ様の光を、直接自分が受け、サタンと戦うときの、祈りを中心とした修法です。
○これは、「主よ、我と共に、戦い給え」という呪文です。
○信仰心が前提となりますから、原則正会員でなければ効果はありません。正会員であれば、聖エル・カンターレ様の光をそのまま受けることができます。
(略)
あなた方が事故のまっただ中に置かれる時、あるいは雲仙普賢岳のように火山弾が飛んでくる時、溶岩が流れる時、地震で大地が割れる時、津波で家が流される時、落雷が落ちる時、このような時にも、この修法を行じてみてください。
(略)
※この修法は危機に遭遇した場合の修法です。安易な使用は避けて下さい。
(略)
この言葉を語るときに、あなた方はエル・カンターレの光と一体になります。必ずや奇跡が起きてくるはずです。
必ず奇跡が起きてしまう強力な呪文です。

アクションをつける余裕がない時は、心のなかで「エル・カンターレ ファイト!」唱えるだけでもいいそうです。



■牛乳を飲む姿勢から仮面ライダー1号、そして……

このマニュアルによると、「エル・カンターレ ファイト!」のやり方は、こうです。

まず、左手は腰に当て、右手を左側に寄せてから、そのまま左から右へ一文字に空を切ります。このとき、「ラ~イト!」と叫びます。「右翼」ではありません。「光」という意味です。続いて、そのまま右手を真上に上げ、上から下に空を切って「クロス!」と叫びます。

これを2回、繰り返します。

次に右手を中央に挙げ、そこを起点として五芒星を描きます。1画目の線を描くときに「エ~ル!」、3画目を描くときに「カン!」、最後の5画目のときに「ターレ!」と叫び、描いた五芒星の中央部分に右腕を貫き通すようにして手のひらを正面に突き出します。このときに「ファイト!」です。

右手を突き出したまま30秒、そのまま。最後に「主、エル・カンターレ様、ご指導ありがとうございました」と唱えて合唱。

これで「エル・カンターレ ファイト!」1発分です。マニュアルでは、「極度の強いサタンに対しては、これを3度ほどやってもよい」と書かれています。

幸福の科学を初期の頃から知る元信者・Aさんによる解説です。

エル・カンターレ ファイト!の態勢に入る本郷猛氏
「この資料では手の動きしか説明されていませんが、まず大事なのは全身の構えです。足を肩幅くらいに開き、胸を張って悠然と構えます。動作は右手でしますので、左手は牛乳を飲むときのように腰にしっかりあてがいます。そして、最初の動作に入るために右手を上げていくときは、仮面ライダー1号のような軌道(変~態)で、ゆっくり上げてください

「ファイト!」の決めポーズと、その後も大切です。

「ファイト!は元気よく。そして手だけで押し出しがちですが、腰を入れるべきです。押し出したあとは少し瞑目しましょう。目を開けたときに現実に戻っても、恥ずかしさに怯んではいけません。会員さん(信者)はこれを真顔で行います。笑ったり泣いたりしないでこれを行いきることが、ある意味すごい修行だと言えるでしょう」(Aさん)

間違いなく心が鍛えられる、すごい修行です。

マニュアルによると、最後の決めポーズの際に、眉間、手の真ん中(おそらく手のひらの中央という意味と思われます)、正心宝(いわゆるORペンダント)の3カ所から「神の光がほとばしる」ことになっています。

夜に突然、悪魔の攻撃にあい電気のブレーカーが落ちた場合などに便利です。

■景山民夫・小川知子もファイト!

bokete.jpより
「エル・カンターレ ファイト!」は、1992年3月20日の大川隆法総裁の講演会で発表されました。この時のことを、Aさんは、こう振り返ります。

「その日、私は講演会には行かず教団施設で作業をしていました。講演会が終わったくらいの時間になって、ある会員さんから電話があって“大変です!!主宰先生(大川隆法総裁)がウルトラマンみたいなことしたんです!!”と、興奮気味に話してきました。落ち着かせながら詳しく聞いてみると、悪霊撃退の技とのことで、“それ、皆さんでやるんですか?”と聞くと、“ハイ♪”とはしゃいで答えられました。私は、“良かった……講演会に行かなくて……”と心から思いました。自分は恥ずかしくって、とてもできないと」(Aさん)

こうして導入された「エル・カンターレ ファイト!」は、あっという間に教団内に浸透します。

「当時、これが最も積極的に行われていたのは、やはり講談社フライデー事件の裁判集会の時です(※註)。景山民夫さんや、小川知子さんも目の前でエル・カンターレファイト!をやっていました。そのほか、講演会の大川の登壇前に、会場の波動を整える(結界を作る)と称して、東京ドームでの講演の際にも会場の全員でやっていました。その様子を見て、違う意味でとても泣けました。現在の講演は、開演会前は学級崩壊のクラスみたいな無秩序な状況でなので、それどころではないですが」

もちろん、イベントの時だけではありません。

「日常的に信者同士、職員同士で、お互いにやりあっている光景もありました。“なんか疲れた。肩こりする”となると“魔の攻撃だ! エル・カンターレ ファイト!”。イライラしたり弱気になったりすると“魔の攻撃だ! エル・カンターレ ファイト!”、といった感じです。その他、旅行先で“部屋が陰気だ! エル・カンターレ ファイト!”、“意地悪な上司が嫌いだ! エル・カンターレ ファイト!”とか」

東日本大震災でも用いられたエル・カンターレ ファイト!(『月刊「ザ・伝道」別冊 東日本大震災、信仰の奇跡。』 )
東日本大震災の際には、津波に飲まれた信者が「エル・カンターレ ファイト!」と唱えたら、「まるで見えない何かに押し上げられるかのように、急に体が水の上へと浮かび上がり」助かったとのことです(幸福の科学・『月刊「ザ・伝道」別冊 東日本大震災、信仰の奇跡。』 23ページ)。

「しかし、東北の震災では、支部が水没したり、数人の信者がお亡くなりになっていると聞きます。かつて、支部でのイベント中に演者が急病で倒れ、エル・カンターレ ファイト!したものの、そのまま帰らぬ人となったという話もあるなど、効き目が疑問視される“エルカンファイト残酷物語”もあります」(Aさん)

良い子は真似しない方がいいかもしれません。

※註:フライデー裁判では、教団だけではなく、全国で個々の信者が原告となって集団で講談社を訴えたが、大半が「訴権の濫用」と認定され敗訴した。

9 コメント:

「通りすがりで失礼します」さんは書きました、 さんのコメント...

「必ず奇跡が起きる最強呪文」等というと、

「ありがとうございます」とか、

「ツイてる」とかで 自分は十分です。

「お花畑」系スキル(?)研究会 さんのコメント...

AKBノコギリ男にも「エル・カンターレ ファイト!」は 効くのでしょうかね、……(苦笑)。

匿名 さんのコメント...

「効く」の「定義」にもよると思います。(「(苦笑)」)

匿名 さんのコメント...

選挙時に民主党やマスコミに向けて降魔型設置してエルカンファイトやったけど全く効果無かったけど・・・・

匿名 さんのコメント...

雑な手かざし教団だったのか

きよ#8 さんのコメント...

やや日刊カルト新聞のカンパの金額が一生遊んで暮らせる金額が集まりますように!!
エル・カンターレファイト!

某やや日刊カルト新聞の副代表が面白い記事が書けますように!!
エル・カンターレファイト!

悪質なプライバシー侵害がある投稿がありませんように!!
エル・カンターレファイト!

匿名 さんのコメント...

>あるいは雲仙普賢岳のように火山弾が飛んでくる時、
>溶岩が流れる時、地震で大地が割れる時、
>津波で家が流される時、落雷が落ちる時、
>このような時にも、この修法を行じてみてください。



100%死ぬなwww

匿名 さんのコメント...

雑な手かざし教団

ぷぷぷ

匿名 さんのコメント...

回復系の呪文でエル・カンターレ ヒーリングというのもあります。