2014年5月30日11時39分
安倍晋三首相は30日午前、北朝鮮と合意した日本人拉致被害者の安否の再調査について、「固く閉ざされた拉致被害者救出の交渉の扉を開くことができた。北朝鮮が約束を実行するよう強く促す」と首相官邸で記者団に語った。
首相は日朝間の合意文書について「初めて特定失踪者を含むすべての日本人の調査を約束し、日本人が発見されれば帰国できるよう北朝鮮が力を尽くすことが書き込まれた」と成果を示したうえで、北朝鮮に対し、特別調査委員会の調査実行を求める考えを強調した。
また、合意文書には調査期間が書かれていないが、菅義偉官房長官は同日午前の記者会見で「1年を超えることはないだろうと思う」との見通しを示した。
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朝日新聞国際報道部
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