探知の信号は不明機と無関係、米海軍関係者
AFP=時事 5月29日(木)11時8分配信
【AFP=時事】乗客乗員239人を乗せたまま3月8日に消息を絶ったマレーシア航空(Malaysia Airlines)MH370便の捜索で探知された4つの信号について、米海軍関係者は29日、同機のブラックボックスが発したものではないとみられることを明らかにした。
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米海軍で海洋工学の副責任者を務めるマイケル・ディーン(Michael Dean)氏は米CNNテレビに対し、捜索にあたる関係者らは、この信号が同機とは別の人工物から発せられているものであるとの見方で合意していると語った。信号を発している物体が同機のデータ記録装置やボイスレコーダーであれば、すでに発見されているはずだという。
「現時点で(信号源として)最も可能性が高いと考えられるのは、(捜索にあたっている)船、またはえい航式のピンガー・ロケーター(信号探知機)の部品となっている電子機器だ」
同機のブラックボックスが発している可能性を完全に否定することはできないものの、そうであることを示す証拠も今のところは見つかっていないという。【翻訳編集】 AFPBB News
最終更新:5月29日(木)11時13分
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