北の湖理事長、親方の70歳定年を検討へ
2014年5月26日19時54分 スポーツ報知
日本相撲協会の北の湖理事長(元横綱)は26日、親方の定年を65歳から70歳に延長する案を、29日の定例理事会で初めて協議することを明らかにした。
北の湖理事長によると、元文部科学副大臣の池坊保子評議員会議長から提案があった。「導入するかどうかは現時点では何とも言えない。体調面を考慮する一方、世間の風潮に照らし合わせる必要もある。まずは慎重に検討したい」と述べた。関係者によると、仮に定年引き延ばしとなっても、理事など役員の定年は65歳を維持するという。
1月に公益財団法人へ移行した相撲協会では、定年を過ぎても相談役として必要な人材もいるとの意見が一部で出ており、今後は延長した場合の待遇面や業務内容などを話し合う。