ニュース詳細
中国 危険行為は日本側と主張5月29日 20時50分
K10048355411_1405300103_1405300106.mp4
東シナ海で飛行中の自衛隊機に中国の戦闘機が一時異常に接近したことに関連して、中国国防省の耿雁生報道官は29日の記者会見で「去年11月には自衛隊機が中国軍機におよそ10メートルまで接近していた」と述べ、危険な行為をしているのは日本側だと改めて主張しました。
記者会見で耿報道官は「中国が東シナ海で防空識別圏を設定してからパトロール中の空軍機に対し、日本の軍用機は長時間の追跡監視と危険な接近による妨害活動を10回以上行っている」と述べました。
その一例として、防空識別圏の設定を発表した去年11月23日には「中国空軍のY8輸送機に航空自衛隊のF15戦闘機2機がおよそ10メートルまで接近していた」と述べました。
東シナ海で今月24日に飛行中の自衛隊機に中国の戦闘機が一時異常に接近したことについて、日本政府は「非常に危険な行為だ」として中国政府に厳重に抗議しました。
これに対して耿報道官は「日本の軍用機の危険な行為について、われわれは確実な証拠を握っている」と述べ、危険な行為をしているのは日本側だと改めて主張しました。防衛省は、中国側が指摘するような飛行をした事実はないとしています。
[関連ニュース]
[関連ニュース] 自動検索 |
・ 異常接近 中国駐在大使も抗議 (5月27日 1時02分) ・ 中国 「日本の行動危険」と逆に批判 (5月26日 20時43分) ・ 中国機異常接近 中国大使呼び抗議 (5月26日 19時45分) ・ 首相 中国機異常接近で抗議を指示 (5月26日 13時00分) ・ 中国戦闘機の異常接近で自制求める (5月26日 12時25分) |
[関連リンク] |
|