mophie(モーフィー)が、iPhone用のストレージ内蔵バッテリーケース mophie space pack を国内で発売しました。
mophie が
CES2014 にも展示していたspace packは、iPhone 5/5sにバッテリーとストレージを追加するケース。1700mAhのバッテリーと、16GBまたは32GBのストレージを追加できます。希望小売価格は16GBモデルが1万6800円、32GBモデルが2万800円(いずれも税別)。色はどちらのモデルも黒と白の2色展開。
背面のLEDインジケータでバッテリーの残量を確認でき、スタンバイスイッチをいれると充電が始まります。space packとiPhoneはLightning コネクタで接続されており、マイクロUSB経由でspace packとiPhoneの充電が可能。汎用性の高いマイクロUSBでiPhoneも充電できるのは地味に嬉しい機能です。
内蔵ストレージに保存できるデータは、写真、音楽、ビデオ、書類など様々で、iPhoneからのバックアップやPCに接続してデータの同期も可能。保存したデータは、専用の無料アプリ
Spaceを使用することでiPhoneから参照できます。
space packは、64GB iPhoneに32GBのspace packを装着したら96GBの容量になる といったものではなく、外付けUSBやHDDのような外部ストレージを追加するイメージ。装着したiPhoneの専用ストレージになるわけではないので、たとえば、iPhone 5/5sを持っている友人に自分のspace packに入っているデータを同期するといったような使い方もできます。(要アプリダウンロード)
本体サイズは、14.4 × 6.5 × 1.6で、重さは80g。
発売にあわせて開催された記者会見では、mophieのマーケティング担当バイスプレジデントのロス・ハウ氏とセールスマネジャーのジェームズ・ガードナー氏が事業や製品について紹介しました。
ジェームズ氏は、mophie space packは高級感があり、製品のクオリティも高く日本にピッタリの製品と説明。「(自身のキャリアの中で)こんなに自信を持って紹介できる製品はない」 と製品の良さをアピールしていました。
また、「バカでかいモバイルバッテリーを持ち歩いて充電している日本は遅れている。アメリカでは、モバイルバッテリーではなくmophie(バッテリー内蔵ケース)を使っている人が多い。」と日本とアメリカの違いを説明。新しいスタイルを浸透させたいと意気込んでいました。
mophieはspace packの発売にあわせて、東京にセールスオフィスを開設。加えて、全国約400店舗で製品の発売を計画するなど、日本での販売活動を積極的に展開するとのこと。現状では、mophie(モーフィー)という読み方やブランド認知からのスタートだと思いますが、バッテリーやストレージの残量はスマートフォンを使っていると必ずぶつかる悩みですし、今後の展開が楽しみです。
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