日本のトイレが世界へ。リクシル、米国でのスマートトイレ展開に意欲
世界よ、日本のトイレを見よ!
リクシルの藤森義明CEOは、ウォール・ストリート・ジャーナル紙のインタヴューにて、米国でのシャワートイレ展開に積極的に取り組みたいと語っています。同社は昨年、米国大手衛生陶器会社のアメリカン・スタンダードを買収しており、この便器シリーズにリクシルのシャワー機能を搭載するスマートトイレ戦略を掲げています。
藤森氏は具体例として、トイレとスマホをBluetoothで連携させ、用をたす時に好きな音楽を流す機能などをあげています。そこだけ聞くと、娯楽のような印象を受けますが、スマートトイレのほとんどの機能は、すでに日本で使われているものばかり。例えば、自動でフタがあく、便座が暖かい、温水洗浄便座機能がある、自動で流れるなど。そう、日本はトイレ最先端国なのです。
日本のトイレと言えば、世界的に超高級の憧れ品。いわゆるセレブと呼ばれる人々は日本製のトイレの虜だとも言われています。来日した際には、ビデ付きのトイレを購入し、それを抱えて帰国する人もいるほどです。レストランやホテルはもちろん一般家庭や駅のトイレにまで普及している温水洗浄便座。日本はなんて贅沢な国なんでしょう。
この素晴らしい日本のトイレが、まだ米国で普及してないのは不思議です。しかし、すでに馴染みのある米国メーカーが、その機能をとりつけて販売すれば大きく広がっていく可能性は十二分にあります。
グーグルやアップルが「家」に興味を持つ今、クールなトイレも確実にその1つでしょう。日本のトイレは世界に誇るべきテクノロジーの集合体です。
(そうこ)
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