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札幌、5月の真夏日47年ぶり 遠軽は全国最高の33・7度

(05/29 16:00、05/30 00:09 更新)

真夏日となった札幌市内の水場で歓声を上げる親子=29日午後0時45分、札幌市南区の滝野すずらん丘陵公園(村本典之撮影)

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 上空に暖気が入った影響で、道内は29日、オホーツク管内遠軽町と同町生田原で最高気温が33・7度に達し、全国の観測地点で今年最も高い気温を観測した。札幌は30・0度を記録。札幌管区気象台によると、札幌で5月に30度以上の「真夏日」となるのは1967年以来、47年ぶり。

 札幌管区気象台によると、暖気を伴った南西風が、ちょうど北海道上空に入りやすい気圧配置となったのが主な要因。道内は朝から広い範囲で晴れた。道外は宮崎県内の33・4度が最高で、「南北逆転」の猛暑となった。

 最高気温が30度を上回ったのは道内173観測地点のうち、オホーツク、石狩、上川、空知管内の計27地点。北見市常呂町で33・3度、オホーツク管内大空町女満別で33・1度、網走市で32・7度、旭川市で30・8度、芦別市で30・6度などを観測した。

 同気象台によると、30日は29日より気温はやや下がるが、日中は全道的に晴れか曇りとなるところが多く、北見市で最高気温29度を予測するなど平年より高く推移する見通し。

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