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できごと
【維新分党・会見詳報(下)】橋下氏、石原氏「亀裂は最初から」発言にがく然
日本維新の会共同代表の橋下徹大阪市長が29日に行った定例記者会見。石原慎太郎共同代表が「(合流時から)小さな亀裂があった」と話していることを、記者を通じて伝えられた橋下氏は「ぼくの認識が甘かった」と表情を曇らせた。
「言い返さないといけなかった…」
同日、東京都内で開かれた会見で、石原氏は分党にいたった経緯について「小さな亀裂」という言葉で説明した。合流前に行われた石原氏や平沼赳夫氏らとの会談の場で、橋下氏が「私たちが必要としているのは石原さん1人で、平沼さんたちはいらない」と話したことをあげ、「その時の心理的な亀裂が尾を引いていろんな形になったことは否めない」と述べたという。
大阪市役所での会見中に記者からその内容を聞かされた橋下氏は「(当時)石原氏の周辺のベテラン勢の方が、僕に対していろんなことを言っていると聞いたので、僕だって言い返さないといけなかった」と述べた。
さらに「言い過ぎといわれるほど、他にもいろいろ言った。ただそのとき平沼さんらは、何も言わず飲み込んでくれた。男と男でああいうことやった以上は、全てきれいさっぱり水に流れたもんだと思っていたんですけどね。それが尾を引いていたということであれば、これは仕方のないことです」と話した。
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