2014年5月29日19時58分
東京電力が経営再建のために今月12~23日にかけて実施した希望退職者の募集に、1151人が応募した。6月30日付で全員が退職する。1951年に東電が創業して以来、初めての希望退職で、経営合理化を進める。
政府が1月に認めた新たな総合特別事業計画(再建計画)で、東電は1千人規模の希望退職を盛り込んだ。対象は6月30日時点で50歳以上の社員で、退職金が上乗せされる。
東電の社員数は、福島第一原発事故直後の2011年3月末に3万8671人だったが、14年3月末までに約3千人減った。うち1600人ほどは、転職などによる依願退職だった。7月1日時点では約3万4600人となる見通しだ。
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