機動特派員・牧野愛博
2014年5月29日22時21分
日朝両政府が、日本人拉致被害者らの再調査で合意した背景には、日本側の強い政治的意思と、国際的な孤立状態を脱したい北朝鮮側の事情がある。
関係筋によれば、北朝鮮は従来、安倍政権が拉致問題に強い関心を抱いている事実を把握。拉致問題の「解決」の形がどうあれ、高い支持率を誇り、強硬姿勢を貫いてきた安倍首相であればこそ、被害者家族や日本の世論を説得できると計算しているという。
ただ、再調査には多くの難問が横たわる。
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朝日新聞国際報道部
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