■ 原子力規制委・田中委員長「独立性堅持が大事」
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原発の適合性審査で電力会社に厳しい姿勢をとってきた原子力規制委員会の島崎委員長代理が交代する見通しとなったことについて、田中委員長は「独立性を堅持することが大事」と述べました。
島崎邦彦委員長代理は、原発の適合性審査で地震津波対策を担当し、電力会社に厳しい姿勢で臨んできましたが、政府が27日に示した人事案で9月で退任する見通しとなりました。 「圧力がかかっていると言えば、 いろんな方向から圧力がかかっていると思います。中立性、透明性、独立性を堅持していくことが大事だと思っています」(原子力規制委員会 田中俊一委員長) 規制委員会の田中委員長は、今回の人事案に政治的圧力がかかったかどうか質問され、このように述べたほか、委員が交代することでの適合性審査の一貫性をどう保つかについては、審査の基本的な方針は固まりつつあり、継続性は保っていけるという考えを示しました。(29日04:51)
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