ノルマンディー70周年:ウクライナ次期大統領を招待

毎日新聞 2014年05月29日 10時41分

 【パリ宮川裕章】フランス大統領府は28日、6月6日に同国北西部で開かれるノルマンディー上陸作戦70周年記念式典に、ウクライナのポロシェンコ次期大統領を招待すると発表した。式典にはロシアのプーチン大統領も出席する予定で、ウクライナ危機以降初の両国首脳会談が実現する可能性が出てきた。

 仏大統領府によると、オランド大統領は28日、ポロシェンコ氏と電話協議し、25日の同氏のウクライナ大統領選勝利について「危機の平和的、政治的解決への道を開くものだ」と祝福し、安定に向けた支持を約束した。ポロシェンコ氏は独メディアでプーチン大統領との対話の実現を呼び掛けており、オランド大統領が両首脳の仲介役に動いているとみられる。

 記念式典には、オバマ米大統領、英エリザベス女王ら17カ国の国家元首・政府代表が招待されている。プーチン大統領の招待は2004年の60周年に続いて2回目。04年にはイラク戦争を巡って当時対立した米仏両国が式典を機会に関係修復を図った経緯がある。

 一方、ロシアのウシャコフ大統領補佐官は28日、プーチン大統領が式典前日の6月5日、オランド大統領とパリの仏大統領府で非公式の首脳会談を開くと発表した。両国関係やウクライナ情勢などが協議される。

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