2014全日本個人総合 vol.5
2014 / 05 / 27 ( Tue ) 内村航平に次ぐ“オールラウンダー” 野々村笙吾、初の世界選主権へ。 Number webに野々村笙吾選手ピックアップのコラム!来ていました。 ツッコミますが全日本Jr.獲る前に先に、アジアでチャンピオンになってますからねー。 全ジュニは2連覇。2011東京世界選時は高校3年生で、補欠の1番手としてチームに帯同。 大会中は団体の公式練習に参加するも試合は選手関係者席で観戦。 そういえば・・・ 同期の凌平くんはこの東京体育館、私服姿でお母さまと一緒に観戦していたなぁ。。。 そんな彼が翌年、翌々年に大きく飛躍、選考会を勝ち抜いて五輪団体メダル獲得に貢献。 AAでも結果を残し、この2年間ですっかり逆転されてしまいましたが漸く(^^)笙吾くんが世界の 舞台で勝負できる可能性が見えてきました。「何としても今年こそ、フル代表へ!」 初めての世界選手権で力を見せつけるために。その日へ向けて、野々村はNHK杯に挑む。 そして野々村の一層の飛躍は、日本体操男子のレベルをさらに引き上げることにもなる。 松原記者、嬉しいことを仰ってくれます。N杯後の記事も楽しみにしています! 予選が始まる前、スタンド通路で知人と立ち話をしていたらメディア関係者がやってきて 「野々村くん、調子良さそうですよ^^」と教えてもらい、こころの中で(よしっ)とガッツポーズ。 公式練習を見ても動きの良さが一目でわかり、期待感いっぱいで見守っていました。 ↓順天堂大のメンバーを振り返ります。 野々村笙吾選手。 跳馬は2年ぶりのロペス。ライン踏み越しなど着地今一歩でしたが何とかまとめる。平行棒は 途中で少々歩きEが伸びず。鉄棒はきれいに通ってE8.750は上々のスタート。次のゆかが圧巻! 最初の後2回半の着地がピタリと止まる!ここ止まったの初めて見ましたっっ(^^; なんせ去年のN杯1日目にここでお手付きして13点台で結局、このミスが後々まで響いて僅差で 代表逃してしまいましたからね…。最後まで着地を全部決めてD6.0、E9.200、15.200の高得点! 洗練された捻りワザ以外にも、高速フェドルチェンコから十字倒立への澱みなくスムーズな移行に 惚れボレしてしまいます。是非ともN杯では、この跳躍以外のグループⅠのワザに注目して もらいたいなと思います。誰も真似できない美しい「流れ」です。 あん馬も吊り輪も自信に満ち溢れた演技が続き、床鉄以外の4種目で世界王者の得点を 上回る!最終日はプレッシャーを掛けられるまで我慢できれば最後、面白くなるかな?と思うも 2種目めのあん馬で落下してしまい、ここで初タイトルへの道は潰えてしまった感じでしたね。 跳馬はドリッグスに戻して着ピタ15.000。平行棒も鉄棒も予選の得点を上回り、あん馬以外は 全て15点台という、会場の大声援や関係者の想い全てが背中を押してくれたような出来栄え! 2年前の全日本、大学1年生で3位になった時とは比べ物にならないくらいの笑顔で、本当に 嬉しそうな表彰台でした。自分を信じて!N杯でも同じく思い切りのよい演技ができますように。 結果は後からついてくることを祈るのみです 加藤凌平選手 直前になって去年の肩の痛みが再発したとツイッターで呟かれて心配されていましたが、さすが 要所はきっちり締めて大きく崩れることなく2日間、目標通りの3位に付けたことに感服です。 予選の鉄棒がアド1で戻ったことと、決勝は跳馬でドリッグスの着地まとめられなかったくらい。 彼も予選はロペス跳んでましたね。臨機応変にワザを変えることができるのも、トップ選手たる 所以でしょうか。全体的にあまり無理せずに、無難にまとめていた印象でした。 N杯ではコンディション整ったキレのある演技を見せてくれることを期待したいですね。総合3位。 金子健三選手 あん馬が!!! 進化している演技にビックリです。もう~落ちるの前提でやってた去年までとは雲泥の差(失礼) その変わり、ゆかが大人しくなってしまったカンジ?1日目の鉄棒失敗以外はノーミスで、今年も ナショナル狙える位置につけました。去年悔しい想いをしたので今年こそ!ですね。総合12位。 今林開人選手 いや~、予選をⅠ班で87点台取って8位通過した時は周りから「かいとくん、すごーい!」と言った 賛辞の嵐でした。久々の6種目、全く危なげなく丁寧に演じていて、得意のあん馬の終末ワザが C難度になったくらいで他はノーミス!吊り輪の14.300は種目別に残れる同点22位! もう高校時代の吊り輪ガンバレの開人くんじゃなくなってました^^ が、まさかの落とし穴が決勝にあん馬スタートで跳馬まで好調だったのに、結果的に「鬼門」と なってしまった平行棒・・・。ティッペルトで落下と再回後にも台上落下などでグダグダになってしまう。 まさかまさかの仙台インカレの悪夢再び。。。でしたが、その後の鉄棒とゆかはミスを引きずる事 なく、しっかり演じきりました。粘ったことがN杯につながると信じて!総合18位。 柴田快輝選手 予選はⅠ班3組で演技。同じ組の田辺工・楠川選手を補助されるお父さまと一緒に回る。 柴田監督は目の前で、教え子と息子さんの演技を見守るといった感慨深いシチュエーションが ありました。お父さま、嬉しかったでしょうね^^ 「あの姿勢の美しい順大生は誰?」と目に飛び込むのが決まって柴田選手。2日間共、ほぼ ノーミスの得点を並べ、突き抜ける種目はないけれど安定したオールラウンダー。大きく崩れ ないのが持ち味ですね。初出場となるN杯、いつも通りに演じられますように。総合20位。 長くなったのでOBも含めて明日、つづけます~。 |
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