こっちの方が更新多いかもです。
第1話
ここは博麗神社。代々博麗の巫女がここに住みながら結界の管理を担当してる。今は博麗霊夢が管理している。幻想郷の最東端に位置し、神社からは幻想郷が一望でき、最も桜が美しい場所として有名である。
しかし今日は、殺伐とした雰囲気をまとっていた。
「まぁ、妖怪も現れないし。異変ってわけでもないから良しとしますか…」
代々博麗は妖怪退治を仕事とするが、霊夢はあまり仕事をしないことで有名だ。
((まぁそんな悠長に構えてられるわねぇ))
どこからか聞き覚えのある声がする。すぐ後ろに人がいた。振り向くとそこには霊夢とそっくりな人物がいた。
「っ!!何者?」
霊夢は驚き、後ろに飛びずさる。
「久しぶりね霊夢。ご機嫌いかが?」
「誰よ、あんた。」
「あら?私の顔がそんなに珍しいかしら?」
「なんかの妖怪?私に化けてるの?」
「あらら、面白いことを言うのね化けてるだなんて」
謎の人物は小ばかにするように言う。
「私は――博麗よ。」
「だれがあんたなんかが博麗よ!」
霊夢は叫んだ。ただこの事実に眼を背けたかったのだろう。
「幽玄に消えないさい!名もなき異変の怪異!」
そういうと霊夢はスペルカードと札を取り出した。
そして、霊夢に似た人物は禍々しい姿に変わる。やはり化けていたのかと霊夢は思う。
「まだ、解らないの?」
「…だから知らないって。だけど一つだけ判ったことは有るわ。」
謎の人物は顔をゆがめる。
「あら、それは何かしら?」
「私があんたを倒さなくちゃいけないことよ。」
そういうと霊夢は土を蹴り、一気に接近した。
「まぁそれもそうねぇ」
霊夢は相手の余裕差に苛立ち始めた。
「喰らいなさい!「封魔陣」!」
謎の人物の周りに光の陣が現れ、まばゆい光に飲まれた。
これで終わったと霊夢は確信した。しかし――
「で?終わりかしら?」
「なっ!?」
霊夢は絶句した。なぜなら、相手は無傷であったのだから。
「やっぱり中途半端ねあなた。
もういいわ…さようなら。壊れ行く幻想郷を眺めていなさい。」
「あんた何をいって――」
「さようなら。「封魔陣」 」
霊夢の言葉はドス黒い闇に閉ざされた。
が、霊夢は空にいた。一瞬のうちに回避したのだ。
そして、彼女の心の一番の疑問をぶつけた。
「なんで…なんで…あんたが私のスペルカードを?」
「愚問ね。私は博麗よ。あんたが使えるのなら私も使えるわ。」
そんな馬鹿な といいかけたが、霊夢は言葉を飲んだ。
「そうねぇ。せっかくだから少し能力をもらいましょうか。
「夢想封印」 」
自称博麗はそう宣言すると、霊夢の体は硬直した。
「がっ!…力が…入らな…」
「ふぅ~ん。 「夢想封印…か」
博麗はその後も懐かしむようにつぶやく。
「 「二重結界」「陰陽宝玉」 「夢想亜空穴」
…そして、 「無双天生」 かぁ。 あなたにはもったいないわね。」
「何を…言って…」
霊夢にはもはや逆らう気がなかった。
「全部もらっておいてあげるわ。安心しなさい。封魔陣だけ残しておいてあげるから。
「なにをふざけて!?返しなさい!」
博麗はすこし顔を背けた。
「…どうせいらなくなるわ。まぁでも、そのうち異変が始まるわ。そうすれば、いずれ会えるでしょう…」
そういうと博麗は黒い光とともに姿を消した。
すると霊夢の硬直も消えた。
「上等じゃない…あの女に痛い目見せてやるんだから…覚えてなさいまがい物!」
パクリはよくないかなぁ…