盗みの疑い 新たに６人逮捕05月28日 19時25分
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うその投資話で、被害にあった人に「損害を取り戻せる」と持ちかけ、現金をだまし取ったとして７人が逮捕・起訴された事件で、福岡県警察本部は、別の投資詐欺事件でだまし取られた金を引き出していた「出し子」グループの男ら６人を、盗みなどの疑いで新たに逮捕しました。
逮捕されたのは▼北九州市の無職、松本健太郎容疑者（３０）や▼北九州市の無職、渡邊智道容疑者（４１）ら男６人です。
この事件は、うその投資話で被害にあった人に「損害を取り戻せる」と持ちかけるなどして、あわせて５０００万円余りをだまし取ったとして、３６歳の無職の男ら７人が詐欺の疑いで６回にわたって逮捕・起訴されたものです。
その後の調べで、７人が拠点にしていた部屋から、別の投資詐欺事件で使われた口座番号が書かれたメモが見つかったことから、警察が捜査を進めていました。
その結果▼松本容疑者ら「出し子」グループが去年、ＡＴＭから不正に１００万円を引き出していたことや▼渡邊容疑者ら詐欺に必要な口座などを用意する「道具屋」グループが、おととし、架空の会社の登記をするために、うその申請をしていたことがわかったということです。
警察は、これらのグループに指示をしていた人物がいるとみて、実態の解明を進める方針です。