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尾鷲の木工の技を紹介
世界遺産に登録されている熊野古道一帯に広がる豊かな森や木工の文化を工芸品を通じて伝える展覧会が尾鷲市で開かれています。
この展覧会は熊野古道が世界遺産に登録されてことし7月で10年になるのを記念して開かれているもので、会場の熊野古道センターには地元の山からとれたヒノキやトチを使った工芸品など100点あまりが紹介されています。
このうちヒノキの板を曲げて丸い箱にして表面に漆を塗った「尾鷲わっぱ」は江戸時代から山や海で働く人の弁当箱に使われていて、その美しさや丈夫さから三重県の伝統工芸品に指定されています。
このほかにも地元の木材で作られたタンスやヒノキと漆で作ったコーヒーカップなど現代の職人が作った新しい作品もあり、豊かな森に育まれた木の文化を伝えています。
三重県立熊野古道センターの堀内鈴子学芸員は「職人が作った、木工品の美しさなどを見て欲しい」と話していました。
この展覧会は来月15日まで尾鷲市の三重県立熊野古道センターで開かれています。
05月28日 11時50分