「残業代ゼロ」導入へ 首相、見直しで3条件安倍晋三首相は28日、政府の産業競争力会議で、残業代支払いなどの労働時間規制を適用除外する「ホワイトカラー・エグゼンプション」に関し「成果で評価される自由な働き方にふさわしい新たな選択肢を示す必要がある」と述べ、現行の労働時間制度の見直しを指示した。田村憲久厚労相は導入受け入れの方針を表明し、6月の成長戦略に盛り込まれる見通しとなった。 制度には労働側が「残業代ゼロ」として反発している。首相は導入に当たり(1)希望しない人には適用しない(2)職務の範囲が明確で高い職業能力を持つ人材に対象を絞り込む―などの3条件を提示。 【共同通信】
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