イントロダクション

知りたいという欲望に、私たちはあらがえない 主演・中山優馬 日本テレビ連続ドラマ初主演。 連ドラ出演は2009年7月期(関西テレビ系)『恋して悪魔』以来。3年ぶり! ゲスト出演では日本テレビ系『左目探偵EYE』1・2話ゲスト。 (最近では2011年フジテレビ系『ほんとうにあった怖い話』に出演。)

ストーリー

3年前、高校2年の数ヶ月間、誰にも悟られずに、逢瀬を重ねていた成海皓と須賀水帆。 再び会うはずのなかった二人が、同級生の死によって再会し、運命の歯車が回り出す!!
突然舞い込んだ、高校時代のクラスメイトの訃報。
遺族の願いを叶えるため、姿の見えぬ「元・恋人」探しを請け負うことになった水帆。 3年前の高校時代と、大学生になった現在。 二つの時代を二部構成で描きながら、主人公の恋愛と成長を多層的に追いかけていく。
なにげなく始まり、なにげなく終わってしまった、成海と水帆の恋人同士のような関係。 二人は、他者との距離をうまくつかめず、他人に興味を抱けない点では、似た者同士だった。
人を愛すること、受け入れること、自分をさらけ出すこと、認め合うこと。 他者との関わり方が、苦手だった高校時代の二人。
時間が流れ、大学生になった今、二人の関係に変化が訪れていく。
過去を振り返り、色んな人と再会し、様々な恋愛のピースを集めながら、見えてこない人の素顔(ピース)に近づいていく。 時間軸を大胆に分割することで、高校時代(ドラマ前半)に張り巡らされた伏線が、現在(ドラマ後半)に大きなうねりとなって回収されていく手法も、本作のみどころのひとつ。
成海と水帆の恋愛模様を縦軸に描きながら、同級生の「恋人探し」が横軸となり、謎解きとLOVE線を交互に織りなす 至極のラブサスペンスをお送りします。
「知りたい」「近づきたい」「でも怖い」
矛盾と葛藤 自己保身と自己犠牲 そのせめぎあい
    それでも私は、ピースを集める―。

ドラマの世界観

成海皓と須賀水帆という〝お互いに干渉しないドライなはずの二人〟。 そんな成海と水帆にフォーカスを当て、二人の心情、変化、成長をより丁寧に描く。 謎の解決に向けて、徐々に他人と近づきながら、自分のことや相手のことにも向き合っていく。 「Piece」にある様々な人間模様、恋愛模様、多層的な物語性、その魅力。 毎回新たな登場人物たちと出会うことで、欠片(ピース)が一つずつ埋まっていくようだが、 実は謎が謎を呼び、膨れ上がり転がり続ける構成になる。 高校時代の恋愛の記憶を、ドラマの前半線で固めて描いていくことで、 後半に訪れる「はるかの元カレ探し」に強い引っ張りを生みだす。 思春期ならではの喪失感や、自分探しの旅といった普遍的なテーマにも直球で挑み、 高校時代に封印した恋愛感情を紐解きながら、二人の恋の行方も丁寧に描いていく。

キャスト

・成海皓(なるみひかる)・・・中山優馬 水帆の高校時代の同級生。ルックスと女の扱いに長けていることから、とてもモテる。 一見いい加減で軽い性格に見えるが、実際は誰にも自分の心を開かず情緒に欠けている。 しかし、それは彼の生い立ちに原因があるのだった・・。
・須賀水帆(すがみずほ)・・・本田翼 クールな性格の女子大生。自分の感情よりも損得勘定で動いてしまう。 折口はるかの母に頼まれ、はるかが高校時代に付き合っていた男性を探すことに。 高校時代、成海にファーストキスを奪われた。
・矢内高史(やないたかし)・・・松村北斗ジャニーズJr.  水帆の高校時代の一つ上の先輩。はるかと同じ委員会で、密かにはるかに好意を寄せていた。 成績優秀で、女生徒からの人気が高かった。
・瀬戸内円(せとうちまどか)・・・鈴木愛理 水帆の高校時代の同級生で、学園一のマドンナ。とても、優しい性格。
・小池先輩(こいけせんぱい)・・・安井謙太郎ジャニーズJr. 円に一途に想いを寄せていた1学年上の先輩。高校卒業時に告白し、成功。今も円と付き合っている。
・西田礼美(にしだれみ)…荒井萌 水帆の元クラスメイト。ムードメーカー的存在。合コンなどで簡単に身体を触ってくるような男は嫌い。 潔癖症な部分も。
・菅原勇(すがわらゆう)・・・野澤祐樹noon boyz 水帆の元クラスメイト。T大進学を目指して二浪中。高校時代、円にストーカーじみたことをしていた。
・折口はるか(おりぐち)(故人)・・・水野絵梨奈 水帆の高校時代の同級生。19歳の若さで癌で亡くなる。 高校ではいじめられていたような浮いた存在だった。 母親にその事で心配をかけまいと、一度だけ親切にしてくれた水帆を親友だと嘘をつく。
宮本先生・・・高橋 努 水帆たちの高校の体育教師。無骨で無愛想なので、人から誤解を受けやすい。女子生徒たちからは、セクハラ教師と言われている。
七尾君子・・・木野 花 成海の家政婦。毎週金曜日に、一人暮らしの成海の家で働く。優しい眼差しをした寡黙な中年女性
成海理沙子・・・戸田 菜穂 皓の母で心療内科医。仕事現場近くのマンションで暮らしている。女性誌でコラムなどを連載しており、心理学の著書を数多く出版している

スタッフ

脚 本:大石哲也、松田裕子 監 督:河合勇人         (‘08「花影」‘09「ハチミツドロップス」 テレビ東京「鈴木先生」NTV「スプラウト」「数学♥女子学園」 他)        橋本光二郎 (テレビ東京「鈴木先生」NTV「スプラウト」TBS「スープカレー」 他)         滝本憲吾 (‘07「Sadistic Mica Band」 テレビ東京「鈴木先生」 他) プロデューサー:植野浩之(日本テレビ)渡邉浩仁(日テレ アックスオン) 制作プロダクション:日テレ アックスオン 企画制作:日本テレビ 製作著作: VAP

コメント

【中山優馬】 実際、原作を読んで感じた「皓(ひかる)」の印象は.不思議な役です。冷たい一面もあったり、 距離をはからず、誰にでもずかずかと近い距離に踏み込んでいき、チャラい雰囲気もあったりもしますが、 心の中が見えなくて、いつも孤独という印象です。また皓は自分に近い部分はあまり見当たらないです(笑)。でも、(自分に)近くないほうがいいです。あなたのまま演じてと言われる方が難しいと思うので。 (原作が)ストーリーのしっかりしている話なので、原作を読んでいる方の期待を裏切らないようにしたいです。僕自身としては「皓」の役を固めて、みんなに受け入れてもらえるような役作りをしたいです。みんなで一つになって良い作品を作りたいと思います。 【プロデューサー起用コメント】 ミステリアスで男っぽい魅力を兼ね備えた“成海 皓”というキャラクターを最大限に引き出せるのは、中山優馬しかいないと思った。 成海が何を考え、何を思い、どこに向かっているのかといった心の深い部分をえぐり出すとともに、プロデューサーとしては中山優馬という人間の深い部分をえぐり出したいと思った。 【本田翼】 少女漫画のヒロインを演じさせて頂ける事がとても嬉しいです。 水帆の繊細な気持ちを自分なりに表現できたらと思います。 原作を読ませて頂いたんですが、 登場人物ひとりひとりの感情がとても細やかに表現されていて どんどん引き込まれてしまいました。 読んでるそばから先が気になってしまう作品です。

原作紹介

ドラマと映画が大ヒットした『砂時計』の作者。 芦原妃名子の最新作『Piece』の実写化。 原作:「Piece」芦原妃名子(あしはらひなこ)(小学館月刊「ベツコミ」連載中 ) (小学館 月刊「ベツコミ」にて2008年5月号より2カ月おきに連載中。累計発行部数は100万部)

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MMT(ミヤギテレビ)2014年1月13日(月)24:59~放送開始 FBS 10/10日(水)26:09~開始
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