夏休みまで、あと少しと迫った梅雨明けの7月、来年は受験が控えている夏…
親の事情でお隣に住む七瀬さん家に預けられている主人公。
「大事な友達」だと思っている女の子達が、いつも以上に積極的になってきた。
「天の川に橋の掛かる七夕の夜に結ばれると、一生離れる事なく幸せになれる」
それは30年ぶりに訪れると報道されている、ある彗星の急接近の話。
その彗星の光の尾は、七夕の日に天の川を跨いで橋を作るらしく、その七夕の日に結ばれた男女は一生離れず幸せになるのだと噂されていた。
この日に告白できたら、きっと自分の想いも伝わる!
自分の気持ちを強く胸に秘め、恥じらいつつも可愛いアプローチ合戦を始めてきた彼女達とすごす一夏の物語。