集団的自衛権:今国会、与党合意困難 毎日新聞 2014年05月27日 23時00分(最終更新 05月28日 00時00分) 政府が与党に示した15事例 首相官邸は「集団的自衛権の限定容認で最後は公明が折れる」と楽観的だったが、公明党は慎重だったグレーゾーンや「駆け付け警護」の議論に応じただけに、双方とも「自分の方が譲歩している」と不満を抱く。高村、北側両氏と、両党のパイプ役の自民党の大島理森前副総裁、公明党の漆原良夫国対委員長は水面下で着地点を模索するが、与党幹部は「官邸に誤った見方が伝わっている」と漏らした。自民党では合意した分野を先行して閣議決定する案もとりざたされている。【高本耕太、宮島寛】 前のページへ 1 2 次のページへ