政府が6月の成長戦略に盛り込む女性の「活躍支援策」の概要がわかった。乳幼児を預かる小規模保育所などで、育児経験のある主婦らが保育士らを手伝う「子育て支援員」(仮称)の資格を設ける。小学生を放課後に預かる「学童保育」(放課後児童クラブ)でも支援員を活用する。

 地方自治体が全国共通の研修を実施し、修了したら支援員として認定する。支援策では、保育士などを手伝う補助的な仕事を想定しており、担い手を確保する仕組みを整えて、施設や定員の拡大を進める。