伊方原発、26万人が廃炉署名 愛媛県知事に提出四国電力伊方原発の廃炉を求める署名を提出する「伊方原発をとめる会」のメンバー=27日午後、愛媛県庁 松山市の市民団体が27日、愛媛県の中村時広知事に対し、同県伊方町の四国電力伊方原発の廃炉を求める全国各地から集まった約4万4千人分の署名を提出した。署名の提出は2012年11月から3回目で、計約26万人分になった。 「伊方原発をとめる会」の和田宰事務局次長(61)は「伊方原発の近くには中央構造線断層帯があり、危険性は明らかだ。今後も引き続き廃炉を訴えていきたい」と話した。 署名は、中村知事に対し、再稼働を認めない判断をした上で、廃炉計画の策定を政府や四電に求めるよう要請している。 【共同通信】
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