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ついに発売される「電動スケートボード」、2年越しの試乗リポート(動画あり)

2012年に「Kickstarter」で圧倒的な支持を集めた電動スケートボードが、試作を重ねた結果、ついに市販品として登場した。試乗してみたリポート。

 
 
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TEXT BY MICHAEL CALORE
PHOTOS BY ARIEL ZAMBELICH/WIRED
TRANSLATION BY MAYUMI HIRAI/GALILEO

WIRED NEWS (US)

電動モーターで稼働するスケートボード。間抜けなほど単純なアイデアで、なぜすでに普及していないのか不思議なくらいだ。

どうやら、細長い木の板に十分に強力なモーターと専用バッテリーを搭載するという設計上の問題が簡単に解決できないことが理由らしい。Boosted Boards社のスタッフは、数年間かけて実験を続け、試作品の危険性を徐々に減らしていった結果、このボードの発売にこぎつけた。

後部にある2個のブラシレスモーターが、オートバイや電動アシスト自転車に使われているものと同様のカーボンベルト2本を使って後輪を回す。

モーターを動かす電力は、ボード前部の下の、前輪のすぐ後ろに取り付けられた40Vのリン酸鉄リチウムイオン電池から得られるようになっている。

スピードは、手に持ったリモコンで制御する。人差し指の下にデッドマンスイッチ(手を放すと切れるスイッチ)が、親指の下にはスロットル・コントローラーがある。前に押すと動き出す。後ろに押すと減速して停止する。

もうひとつ、気の利いた機能がある。モーターの電力回生によってバッテリーが充電されるのだ。

 
 
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