ＮＭＢ渡辺ぐぐたす再開し「悔しいです」

　岩手県の握手会で、ＡＫＢ４８の川栄李奈（１９）入山杏奈（１８）ら３人が負傷してから、交流サイト「Ｇｏｏｇｌｅ＋（通称ぐぐたす）」などの更新を自粛していたＮＭＢ４８メンバーは、２７日夜、次々と再開した。

　渡辺美優紀（２０）は、事件を受けて、今月末の握手会などが延期となったことに、率直に「悔しい」とつづった。

　渡辺はこの日午後９時４２分ごろ、ぐぐたすを更新し「あんにん（入山）、りっちゃん（川栄）、スタッフさんのケガが早く良くなり、１日でも早く、前のように一緒にステージに立って、お仕事ができる日を待っています。早く笑顔がみたい」と、負傷３人の早期回復を願い、コメントした。

　一方で、事件の影響でイベントや握手会が相次いで延期、中止となり、ファンとのふれあいの場が失われている現状に「大好きなファンのみなさんとの距離が、この事件で離れてしまうなんてほんとうにいやです」と記した。

　ファンに対しては「ファンのみなさんは、絶対にそんな悲しいことをしない」と信じていることを訴え、その上で「ファンじゃない人が紛れ込んで、こんな風に、私たちの居場所を無くされたことがすごく悔しいです」と、率直に感情をつづった。

　また、この十数分前には、山本彩（２０）も更新。山本は「とても悲しい事件が起き、投稿を自粛させて頂いていました」と、まずは、久々の更新を謝罪。「ファンの皆さんと私たちのお互いの信頼、愛で、今日まで続けてこられた握手会でこの様な事件が起きてしまったことが、いまだに事実を受け入れられないほど、ショックです」と書いた。

　負傷した３人や、会場にいたグループのメンバーの心情を思いやり「恐怖が襲いかかったことをとても悲しく、悔やまれます」とした。

　一方で、ＮＭＢ４８劇場などでは事件後、金属探知機の導入など、警備体制を強化して公演を続けており、山本は「今回の事件によりきっと、身の回りのいろんな事が厳しくなると思います。だけど、そうしてでも、皆さんとの触れ合いの場を失いたくありません」と、ファンに理解も呼びかけた。