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Danas je lep dan.

2014-05-27 またくだらぬモノを(ry

[]不謹慎ネタを否定されて原作者に逆ギレする連中は死ねばいいのに

 『咲-Saki-』界隈には,「咲さんが放火魔」というネタが存在した。咲の回想シーンにおいて,謎の金髪の少女や炎上する住宅などが登場したことから,「咲さんが家に火を放って少女を殺害したことが彼女の過去のトラウマではないか?」という説である。まあ不謹慎というかブラック過ぎるネタだが,不謹慎だったりブラックだったりすることそれ自体は何も問題ではない。わたしも,基本的には横目で眺めて笑って楽しんでいた。もちろん「わたしは嫌い」という意見はあろうし,それについては個々人の嗜好であるので何も言うつもりはない(わたしだって,たとえば憧への風評被害は色々な意味で不愉快である。が,だからといってそのネタを使うのをやめろ,とは言わない)。ゆえに。このエントリで問題にするのは,不謹慎ネタそのものではなく,それを他者から窘められた時の反応である。

 上記の説は,基本的に「水面日和」というブログが中心になって提唱していて,「咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ」賛同していた。で,こないだ咲の原作者である小林立のサイトで,このネタについての火消しがなされた。

咲も照も過失でもなんでも人を殺したことはないし放火もしたこともないです。

幻覚でも思い込みでもなく姉妹です。

これ書かない方がいい気もしますが面倒なメールくるので…

Ritz Kobayashi%27s dreamscape

 もちろん,この時点においては,問題があるのは不謹慎ネタで遊んでいた連中ではなくメル凸した連中であると言って間違いではない。ファンの内輪のネタについて作者に問い質すな,それが本人ならば尚更だ,というわけ(以前小山力也講演会うたらじネタを持ち出して「柚木涼香さんとの結婚式はいつですか?」と質問したアホがいたけど,そのときに抱いたのもそういう感情だった)。だが,これに対して上記のようなネタで遊んでいた連中が返した反応は,メル凸者以上に醜悪なものだった。

まず大前提として「面倒な質問」という言葉、これはよくない。

プロの作家が仮にも読者からのメールに(内容はどうあれ)、このような表現をすることは最低だと思うのは私だけだろうか。

そんな質問はスルーすれば解決するものであるし、あまりに目につくようならブログでの質疑応答をやめてしまったって構わない。

別に誰に頼まれてやっているものでもないのだから、メール送信者を「面倒な」扱いしてまで固執する必要はないように思える。

今回の事件について : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

 プロの作家っていつからどんな理不尽受けても堪え忍ばねばならない境遇に堕とされたんですかね。自分の作り出したキャラについての不謹慎ネタをわざわざメールで送ってくる行為を「面倒」と表記するほどのことがそんなに問題なのだろうか。こういう「客」をクレーマーといいます。

加えて、みなもちゃん事件という作内でも重要なファクターにブログなどという場で触れてしまった、というのもまずい点である。

どこかの誰かが言っていたが、咲さんが実際に(故意であれ過失であれ)放火魔でみなもちゃんを(故意であれ過失であれ)殺していたという可能性もゼロではなかったのだ。

それに対しああいう形で情報を出してしまうのは、ある種のネタバレととれるのではないだろうか?

作者自身がネタバレをするというのははっきりいって最低である。

こんな形でネタバレをされては、読者もさすがに防ぎようがない。

いずれにしろ、みなもちゃん事件というブラックボックスは、作者自身の手で半開きにされてしまった。

この罪は重いだろう。

今回の事件について : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

 ストーリーに影響するネタバレと悪趣味なネタの火消しの区別もつかない馬鹿の実例。

 なお,作者は自分の作品に関するネタバラシの時期や内容を一方的に決定する権利があるとわたしは思っている。本当に割ってはいけないネタなら作者は積極的にネタバラシすることはないだろうし,割ってもストーリー進行上影響がない(と作者が判断した)ネタならどんどん割っていい(それで興醒めになったとしたらそれは作者自身が作品のキモをよく理解していなかったということだろう)。その観点からもこの批判に頷くことはできない。

 加えて。後に引用する「水面日和」の方では咲さん放火魔説を支える論拠が列挙されるが,そこでは徹頭徹尾テクスト至上主義的な――つまり,「作家の意図」や「作品に周囲がかけている期待」などを一切顧慮しない――論拠ばかりが列挙される。もちろん,それ自体は何も悪くない,むしろ読解としては普通のことだが,だったら作者の意図が明らかになったからって泣き言言ってんじゃねえよ,と。

ということで、私がおっさんに言いたいことは

ブログで質疑応答する暇があったら本編を描け

という一言につきる。

確かに身長や誕生日といった情報が出づらくなるのは残念だが、それははたして読者を「面倒な」扱いしたり、ネタバレをしてまで続けるようなことなのだろうか?

私はそうは思わない。

今後そういう質問をスルーできないようなら、是非ともブログでの質疑応答をやめ、一記事に10枚くらいあわあわの絵をあげていただきたい。

今回の件で私のおっさんへの評価は五流にまで落ちた。

今回の事件について : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

私が今回の事件についていいたいことをまとめると、

小林立、テメーはやっぱり五流作家だ!

ということである。

今回の事件について : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

 こういうこと言い出す人はもうファンじゃないよね。

 そりゃ,ファンだからこそ作者に駄目を出すというのはよくあることだし,執筆速度をあげつらうのも,遅筆な作家の場合よくみられることだ(かくいうわたしも田中芳樹ファンなので,過去に何度も文句を言うエントリを書いている)。だけど,不謹慎ネタを否定されたからといって逆ギレして「五流作家」呼ばわりは一線を越えていると判断せざるを得ない。

 で,こうも言うわけですよ。

清澄高校の宮永咲選手と

清澄宮永は別人です

清澄宮永はみなもちゃん殺しの放火魔ですので

一応念押ししておきますが : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

しっかし、アンテナの咲豚ってなんでこんな肩に力入りまくったコメントしかできないのかね?

ちょっとでも作品に対して不穏なことを言ってる記事があれば

「それはちがう!咲は完璧な作品だ!あああああああああああ」(意訳)

みたいなコメントがすぐ湧いてくるんだもんな。

そんなに咲を崇拝したいなら、匿名の枠から脱して自分のブログでも作ればいーのにねえ。

前回の記事を書いて思ったこと : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

 もうどうしようもない。

 でもって,「水面日和」の方はこの記事を「正論」と評価している。

…といっても某あわあわブログに正論記事があるので私が書く必要なくねえ?感はありますけどー

水面日和 : 面倒なメール騒動について

 まああれを正論と評する段階で程度が知れるが,それに続く文章も酷い。

作者が嫌悪感を示して面倒なメールを表面化させたのは今回が初めてです

それにしては少し不可解なところが…

なぜ「面倒」というワードを選んだのかーとか、不快にせよ対応に困ることは考えにくいです

「宮永家の話を補足したいけどネタバレになるから書きにくいな〜」

と思っていた作者が面倒なメールを言い訳にしたのかも…

いや実際ないと信じてますけど

水面日和 : 面倒なメール騒動について

 メール凸者が100%悪いと言いつつリッツの事情を穿鑿せずにはいられないゲスがこちらです。

放火説を否定している人は咲-Saki-の「主人公が放火魔じゃないところ」が好きなのかな?こっわ

水面日和 : 咲さん放火魔説追悼式

水面日和は自称咲考察ブログガチ勢です(半ギレ)

いやホント冗談抜きで、ストーリー考察は考察扱いされないのかね

水面日和 : 宮永家新説を考えるのは楽しいよ!おいで!

 「僕の観察範囲は狭いです」以上のことを何ひとつ言っていないという清々しさ。

 本当に観測範囲が狭いんだね……(憐れみの目線

 一応こんな逃げも打っているようだが。

※まず理解してもらいたいのが、このブログは世間に存在する様々な説を公平かつ平等に紹介するスタンスです、放火説は肯定も否定もしていません

水面日和 : 咲さん放火魔説追悼式

 お前はインテリジェント・デザイン説を教科書に載せろと喚き立てる共和党右派か!

 でもって,この二人のツイッターでの遣り取りが中々香ばしいというアレ。

 はい,あうとー。これ,ファンどうこうという問題を越えてるよね。「冗談でした」で済ませる気かな?

 で,どうやらご本人によればこれは炎上マーケティングの一環だったらしい。

 成し遂げたぜ。 : 咲-saki-を考察したりあわあわを愛でるブログ

 まあわたしはわたしの好きな作家を理不尽に罵って得られたアクセス数を自慢する炎上マーケの仕掛け人なんて死ねばいいのにと思いますけどね。

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