指揮者だって人間だ

晴れた日には洗濯を。

妖怪ウォッチを見てぬーべーを思い出した話

妖怪ウォッチ、人気ですね。
発売はもう一年くらい前だと思うのですが、テレビアニメやカードで火がついた感じでしょうか。
近所の小学生も、私の友達のおじさんたちもはまっています。
(私はやったことないです。3DS持っているので興味はアリ)

妖怪ウォッチに思いを馳せているうちに「妖怪かー、自分の時は妖怪といえばぬーべーだったなー。そもそもオカルトってもっと暗いものだったよなー」と自分の中でオカルト懐古熱が上がってきたのでちょっと書いてみます。
年がバレるかも。

妖怪ウォッチ

妖怪ウォッチ

私が小学生の時は世紀末ということもあってオカルト熱は全国的に高かったような気がします。

口裂け女こっくりさんなどの児童を中心にした都市伝説がものすごく流行っていて、その流れの中心にあった(というかそもそも火付け役?)「学校の怪談」は見たことが無い人はいないくらいクラスのみんなが読んでいました。

個人的に怖かった話は、ピアスをあけた女の子が耳の穴から垂れた糸のようなものに気がついて引っ張って見ると目の前が真っ暗になった。
実はその糸のようなものは視神経であり、女の子は自分の視神経を切ってしまった、というもの。
大人になったいま考えると、耳たぶを視神経が通ってるわけないだろとか子供騙しだなあと思うのですが小学生の時は本気で怖かったです。
口裂け女は車と同じくらいの速さで追いかけてくるとか、キャラメルをあげたら大丈夫などの対策を知ったのもこの本。

同じ時期、ジャンプではぬーべーが連載されていました。

ぬーべーは学校の怪談に輪をかけて怖かった。
トラウマだったのは自分が人体模型だったことに気づかなかった友達の回。
あとなんか食べても食べてもお腹がすく回もグロくて怖かったような…思い出せない。
全体的に暗い話も多かった気がします。
耳が聞こえなくてぬーべーの読経が通じない妖怪との対決とかのハラハラドキドキ感もありましたね。
後半のスケールの大きな戦いの話よりも初期のオムニバス形式が好きでした。

マガジンでは「なんだってー!!?」のMMRが。

MMR復活編(1)

MMR復活編(1)

ノストラダムスの大予言陰謀論、地球滅亡論を中心にした半ドキュメンタリーのようなストーリーで、こっちの方が今の都市伝説のイメージに近いかもしれませんね。
私はマガジン派だったのでぬーべーよりもこっちの方をよく読んでいましたが、UFOやミステリーサークルはドキドキしました。
怖さはあまりなかったんですが、不思議なロマンのようなものがあったんですよ。
MMRには。
そういえばMMRではけっこう狂牛病の危険を大きく扱っていて、その数年後に日本でも狂牛病問題が深刻化した時はMMRの時代きた!と思いました。

〜〜〜

こうして見ると、90年代のオカルトは子供が見るものであっても非常に暗かったなーと思います。
妖怪ウォッチはやったことありませんが、もっと明るくてエンタメ色の濃いもののような気がする。
面白そうだもの。
トラウマになるくらい暗くて恐ろしいオカルトって、今の時代の子供には求められていないのかなーと思いました。

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ

妖怪ウォッチ DX妖怪ウォッチ

妖怪ウォッチ 01 ジバニャン

妖怪ウォッチ 01 ジバニャン