AKB襲撃容疑者「人の集まるところで人を殺そうと…」
スポニチアネックス 5月27日(火)7時38分配信
AKBの川栄、入山らをのこぎりで切りつけ負傷させたとして、殺人未遂容疑で現行犯逮捕された青森県十和田市の無職梅田悟容疑者(24)が「人の集まるところで人を殺そうと思ってやった。誰でもよかった」と供述していることが、岩手県警への取材で分かった。
【写真】岩手県盛岡市の病院を退院した川栄李奈と入山杏奈
握手会会場として設営されたテント内の最も入り口寄りにいた2人が、入り口側から順番に襲われていたことも判明。梅田容疑者は、テントに入ってすぐに襲ったとみられる。県警は、AKBのメンバーを明確に狙ったのではなく、不特定多数が犯行の対象だったとみている。
また、凶器は折り畳み式のこぎりだったことも分かった。二つ折りにするタイプで、伸ばした状態の全長は約50センチ。刃渡りは20センチ程度とみられる。ほかに手荷物として、紺色のエコバッグを所持していたといい、県警はその中に凶器として使われたのこぎりを隠し持っていたとみている。
一方、梅田容疑者は事件前日の24日午前4時半ごろ「眠れないから散歩に行く」と言って自宅を出ていたことが家族への取材で分かった。家族によると、バッグを持って自転車で家を出たという。取り調べに対し、殺意があったことを認めているが、反省の言葉は口にしていないという。
最終更新:5月27日(火)8時22分
読み込み中…