【PR】 フリマアプリ『メルカリ』を作っている@ooba氏にiOS開発の勘所を聞いてきた! #dotinstall
- May 27th, 2014
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このエントリーは「僕にiOSアプリ開発を教えてくれるかわりにこのブログとドットインストールでPRしませんか?」企画によるPR記事です。
さてObjective-Cを教えてもらいに今度はフリマアプリ「メルカリ」を作っている株式会社メルカリに行ってきましたよ。テラスハウスの俳優・女優が登場するTVCMが人気ですよね。CM効果もあり、すでに総ダウンロード数は200万を超えているとのこと…。
↑ 今回、いろいろ教わった大庭慎一郎氏(Twitter:@ooba)。
↑ 30秒のCMです。
みっちり1時間ほどお話を聞いてきたのですが、さすが「iOSアプリの開発は初代iPod touchが出た時からやっています!」と言われるだけあって詳しかったですよ・・・。
■ iOSアプリ開発の勘所
せっかくなので今回も学んだことをQ&A形式でまとめておきます。
Q: strong、weakについて説明してください。
A: 参照カウンタ方式を勉強すればいいのですが…、一言でいうと「いつなくなってもいい」というものをweakにすればいいです。ただ、普通に開発していればweakを意識して書くことはあまりないですね…。殆どのものがstrong(かcopy)で、ストーリーボードからひっぱってくるIBOutlet、blockの循環参照の回避、delegateの宣言ぐらいがweak、と思っておけばいいのではないですかね。
Q: ストーリーボードは使っていますか?
A: バリバリ使っていますね。ただ全ての画面を一つのストーリーボードに収めるのではなくて、「会員登録フローのストーリーボード」「出品フローのストーリーボード」といった具合に、流れが決まっている数画面ほどでまとめています。画面がたくさんあっても見づらいですし。それらのフローをコードを書いてつなげています。
Q: 複数人で開発しているときにストーリーボードは扱いにくくないですか?
A: 確かにバージョン管理で競合(コンフリクト)するときもあります。そういうときはXMLを見ながら直しますね。最初は難しいかと思いますが、慣れてくるとわかってくるものですよ笑。
Q: CocoaPodsなどのライブラリは使っていますか?
A: 開発効率が上がるのであれば積極的に使います。定番ライブラリはいいのですが、よくわからないものだとかたっぱしから試すこともしばしばあります。なお、どういった挙動か知る必要があるのでコードはかなり読み込みます。それで問題なければ使いますね。
Q: iOSのバージョンアップにキャッチアップしていくにはどうしたらいいですか?
A: 言語もXcodeもバージョンアップが頻繁に行われるのでとにかく勉強ですね…。プロジェクト作成時に作られるテンプレートコード、ヘルプ、Appleの公式ドキュメントなども読み込みます。WWDCで発表があれば新しいAPIをDiffレベルで追っていくこともしばしば…。あとはSDKのリリース後、しばらくするとエキスパート本が出ることも多いので、そちらもよくチェックします。また、日本語の情報は更新が遅いので、リアルタイムにキャッチアップしたいなら英語は必須だと思います。
Q: iOS初心者の人におすすめの勉強法は?
A: 作りたいものを明確にすること、実機で動かすこと、だと思います。いまはiOSアプリ開発に関する記事や書籍が大量にあるので、「この画面はこのアプリのこういう感じにしたい」「このUIを使ってこういう画面を作りたい」というイメージまでできれば、あとは検索すればなんとかなります。あと実機で動かすのはシミュレータとは全く違う感覚なので、開発がぐっと楽しくなるかと思います。
他にもdelegateやblockについてじっくり教わってきましたよ。Objective-Cって奥が深いなぁ…と感心することしきり。
↑ なぜか最後にメルカリビスコをいただきました笑。
■ アメリカ、おもしろいことになっていますよ…!
そのあとはメルカリの現状についていろいろお聞きしていたのですが、「今はとにかくアメリカがおもしろいことになっていますね!」「む、詳しくは?!」「ふふふ…(謎」とのことでした苦笑。
なんだかはぐらかされたりもしましたがw、14.5億円を調達して勢いづいている同社ではエンジニアからデザイナー、カスタマーサポートまで幅広く募集しているようです。特に英語が出来る方は海外市場で経験を積めるチャンスかと思います。
↑ オフィスの風景。なぜか立って仕事をしている人がちらほらと…。「なぜですかね?」「健康に良さそうだから?」と回答されましたよ…苦笑。
詳しい求人情報は以下のとおりなのでご興味がある方は是非。アメリカでの気になる動きについて直接聞いてみてください!
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