軽井沢や湘南、京都などさまざまな場所で短期賃貸できる家。こういうの広がってくといいな。暮らすように旅したい。/買わなくても別荘に泊まれちゃう。気持ち高まる宿泊スポット http://t.co/5eectbFKYw
— 佐々木俊尚 (@sasakitoshinao) 2014, 4月 17
少し前、佐々木さんが相変わらず興味深いことをツイートなさっていました。
暮らすように旅をする
先日まさに、暮らすように旅をしてきました。1週間、飛騨古川の古民家を貸し切って、家族三人でのんびり(仕事に追われていたけど…)滞在してきました(空き家活用の最先端事例・飛騨古川の「飛騨里山オフィス」に注目!)。
飛騨というと高山を一泊二日で楽しむのが一般的だと思いますが、いやー、高山より古川の方が何倍も面白いですよ。高山の方々には申し訳ないですが…。
古川は高山のような観光スポットではありませんが、その分、生活が残っています。一週間現地に住まい、現地の人たちとふれあい、現地のご飯を楽しむ。「おかず屋 山本」で食べたお惣菜(おもにイナゴ)の味が忘れられません。
旅の目的が現地の文化や歴史を楽しみ、人とつながることだとすれば、「暮らすように旅する」のは合理的です。住まうことで、一時的にですが、地元とのつながりも生まれます。コミュ障なぼくですが、今回の旅で友達がたくさんできました。
残念ながら、仕事の都合で短期滞在ができない人もいるでしょう。「暮らすように旅する」のは主流になるとまでは言いませんが、今後間違いなく広がっていくスタイルだと感じます。それくらい、これまでの旅とは違う魅力がある体験でした。
ちなみにぼくが泊まった一軒家は、もともと空き家だった物件。空き家を放置するくらいなら、それを旅行者に貸し出そう!という素敵プロジェクトです(「飛騨里山オフィスプロジェクト」)。空き家問題の主要な解決策になりえるんじゃないかと個人的に注目しています。このスキーム広がってほしいなぁ…。
お知らせコーナー
「なぜ僕は『炎上』を恐れないのか(光文社新書)」好評発売中!
「仏教は宗教ではない」好評発売中!
祝3刷!「武器としての書く技術」