6月に着工、渋谷駅の46階建て超高層
東京大改造:渋谷
2014/05/27
渋谷駅周辺の再開発事業において、地上46階建ての超高層複合ビルの建設工事が6月に始まる。事業者である東京急行電鉄、東日本旅客鉄道、東京地下鉄が明らかにした。
渋谷駅周辺では、駅付近と西口付近、駅の南を横切る国道246号の南側の東西と、計4エリアで再開発計画が進行している。駅付近で駅施設と一体化した再開発ビルを整備する渋谷駅地区駅街区開発計画の東棟、中央棟、西棟の3棟のうち、まずは東棟の建設に取り掛かる。
駅街区は、日建設計・東急設計コンサルタント・ジェイアール東日本建築設計事務所・メトロ開発のJV(共同企業体)が設計を担当。3棟をつなぐ建物の低層部や広場の整備には、デザインアーキテクトとして隈研吾建築都市設計事務所とSANAA事務所を起用した。施工は東急建設と大成建設のJVが手掛ける。
東棟は地下7階、地上46階建てで、高さは228.3mとする計画。地下に駐車場、低層部に商業施設が入り、その上の15階に産業交流施設を整備する。高層部は事務所エリアになる。事務所の貸し床面積は約7万m2で、渋谷駅周辺地区では最大規模となる。
地下駅などから街へ人々を誘導する縦の動線となる「東口アーバンコア」も備える。また、建物の地下部分で、法的な位置付けを下水道とした「渋谷川」を南北に通す。
定価:本体 1,000円+税
日経アーキテクチュア 編
2014年2月3日発行
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この「アーバンコア」なるものがよく理解できないのです、実際に渋谷に行ってみても。
( K 2014/05/27 10:38 )
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