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今回はこういうかわいいトカゲとヤモリ写真がいっぱいです。
数年前、とあるイベントに行って以来ずっと気になっている動物がいる。
「ヒョウモントカゲモドキ」だ。 気になるというか、いつか飼いたいと思っている。 というか、そろそろ飼おうかと思っている。 ひとまずイベントを再訪して、あの超かわいい「ヒョウモントカゲモドキ」をもう一度見てこよう。 (今回はほぼトカゲやヤモリなどの写真ばかりです。爬虫類が苦手な方はここで止めてください) > 個人サイト イロブン Twitter:tech_k 東京レプタイルズワールドに行った池袋サンシャインの展示ホール。エキゾチックアニマル好きの熱気がすごい会場。
犬や猫といった一般的な愛玩動物ではなく、もう少し特殊な、珍しい、エッジ気味な動物を獣医師用語で「エキゾチックアニマル」というそうだが、そのエキゾチックアニマルの展示即売会だ。
なかでも主力は、トカゲ・ヤモリ・ヘビといった爬虫類。 ぱっと見、なにを売ってるのか判らない販売スペース。
全国のエキゾチックアニマルを扱っているペット屋さんが、このような販売スペースを設営しているのだが、一見しただけだと催事場の全国物産展か、デパ地下のお総菜コーナーである。
しかし、このタッパーに入っているのは全部トカゲやヘビといった爬虫類なのだ。 晩ごはんのおかず的な気さくさで売られているヒョウモントカゲモドキ。
晩ごはんのおかず的な気さくさで売られているヒョウモントカゲモドキ。さて、最初に言っていた「ヒョウモントカゲモドキ」だが、トカゲモドキという名前だけあってトカゲではない。ヤモリの仲間である。
トカゲとヤモリ、どちらも似たような見た目だが、 ・トカゲにはまぶたがあるが、ヤモリにはない ・ヤモリは足の裏が特殊な構造で壁に貼り付けるが、トカゲはできない という大きな区別がある。 しかしトカゲモドキはヤモリのくせに「まぶたがあって、壁に貼り付けない」。 だからトカゲモドキなのだそうだ。なかなか屈辱的なネーミングである。 眠ってるヒョウモントカゲモドキ。ぽてっとしててかわいい。
ペットとして流通している爬虫類の中でも、ヒョウモントカゲモドキは体が頑丈で飼いやすい。人を噛まない。トイレを覚える。太い尻尾に栄養を蓄えるのでエサ切れや乾燥にも強い。
しかもヤモリのくせに動きが鈍いので、手に乗せても逃げない。このぼんやりした動作がまたかわいいのだ。 ドヤ顔のヒョウモントカゲモドキ。ほら、かわいい。
飼いやすさとかわいさでペットとしての人気も高く、様々な品種(体の色や模様が違う)が世界中で繁殖されているのだそうだ。ヒョウモン(豹紋)といいつつヒョウ柄じゃないのもいっぱいいる。
タッパー越しにこっちを見てるのがかわいい。
精一杯に爬虫類ぶってるところがかわいい。
全体的にシャープさに欠けたフォルム。栄養がつまった太い尻尾がまたかわいい。
ヤモリは全体的にトカゲやヘビより頭や眼が大きく、愛嬌がある。
この大きな眼は猫と同じで、明るいところだと瞳孔が細くなる。この眼もかわいい。 このかわいさは、なんというか、ほぼ生きたポケモンみたいなものである。 尻尾がどうなってるのか知りたかったところで、初めてヒョウモントカゲモドキを見たときから疑問だったことが「あの、ぽよんとした尻尾はどんな感触なんだろう」ということ。
今回、トカゲモドキを扱っている出展ペット屋さんにお願いして、触らせてもらうことができた。 キリッとした顔をしているが、動作はのたのたしてる。かわいい。
ヤモリもトカゲと同じで、ピンチの時には自ら尻尾を切って逃げる(あとから再生する)。尻尾を触るときはとにかく危険を感じさせないように優しく触らなければいけない。
キリッとした顔をしているが、動作はのたのたしてる。かわいい。なぜか指に興味を持つヒョウモントカゲモドキ。もう連れて帰りたい。
それにしても、いざという時のためにせっせと溜め込んだ栄養の詰まった尻尾を置いて逃げるとは。トカゲモドキ、なんとぼんくらな生き物なんだろう。お前ら、かわいすぎるぞ。
あまり触ったことのない感触。なんだこれ。
感触は、ぱんぱんに張った風船っぽい。たしかに中にたっぷりと栄養が詰まっているのだろう。
もう少し柔らかくぷよぷよしてるかと思ったのだが、それよりは「ぷりっ」とした感じ。 なにより、大事な尻尾を触られているのに、ずっと気にした風もなく僕の手の上でぼんやりしている姿がかわいすぎてたまらない。
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