Nexus 7(2013)が一括0円。SIMフリー時代の賢い通信プランはこれ
その手があったか。通信SIMのサーヴィスに申し込んで、ついでにタブレットを一括0円でもらうという。
タブレット、使ってますか? 私は初代iPadも初代Nexus 7※1も発売日に買ったクチですが、今更ながら激しく後悔しています。なんでセルラーモデルにしなかったんだと。
スマホもノートパソコンもあるし、タブレットに関しては、ジョブズに教えられたように自宅のソファでまったり使うものとして買ったのですが、最近つくづく思います。外で使えたらなぁと。公衆Wi-Fiじゃなくて、どこでも使えるLTE通信で使えたらなぁと。
MVNO×タブレットの相思相愛な関係
いや、買った時はよかったんですよ。まだ3G全盛の時代だったし、MVNOもあまり普及してなかったし、外で使うにはスマホかノートパソコンで十分でした。でも時代はLTEで常時高速通信時代。今やSIMフリーの端末も充実してるし、外でもLTEタブレット使いこなしたいですよ。
だってLTE、いいですもん。速いですもん。スマホでLTEの快適さを一度知ってしまったので、もうLTEなしでは生きられない身体になってしまったんです。
でも私が持っているタブレットは、どれもWi-Fiモデル。新たにセルラーモデルに買い換えるビッグマネーもないし、かといって公衆Wi-Fiを探しまわるのもスマートではない。
そんな自分にぴったりなサーヴィスだと思ったのが、「So-net モバイル LTE ハイスピードMプラン」でした。
このSo-net モバイル LTE ハイスピードMプランは、LTE通信SIMカードとセットでNexus 7(2013)が一括0円で付いてくるというもの。月額料金は2,838円(税別)※2で、SIMカードは下り最大100Mbpsの高速LTE通信に対応し、月間3GBまで使い放題となってます。
これってタブレットを買い換えようと思っていた人や、これからSIMフリーのタブレットを買おうと思っていた人にも打ってつけのプランじゃないですか?
初代Nexus 7を持て余してた自分にとっては、新しいNexusがタダでもらえてLTE通信もできるなんて、なんとも美味しすぎるプラン。もう住んでたマンションの一階にコンビニができた! みたいな美味しさですよ。ということで、LTEタブレットを外に持ちだしたら何が変わるのか、早速試してみようと思います。
持ち歩きやすい絶妙なサイズで心も鷲掴み
まずは当たり前ですが、出先で高速通信ができます。ギズモードでは編集部内やライターさんとのやり取りが頻繁で、常に最新状況を把握しておかないといけないのですが、タブレットなら大きい画面でサイトを確認することができます。
このNexus 7(2013)は前機種よりも幅が狭くなっているので、片手で持ちやすくなっているのがわかります。
まるで「私を鷲掴みにして」と訴えているかのようです。この「ネクナナ子」さんを片手で握っているだけで、男気が上がったような気分にもなります。だからといって、歩きタブレットはいけませんよ。
ドコモのネットワークで人口カバー率100%
出先のカフェや電車の中でも仕事に必要な情報を確認することもできます。LTEの通信で移動中でも途切れることなく、またデータ量の多いPCサイトやタブレットサイトもサクサク読み込めます。
これまではWi-Fiルーターを別途持ち歩いたり、スマホでテザリングをしていたのですが、それがタブレット一台で完結することの便利さに今更気づきました。
でも通信エリアはどうなんでしょう? 公式サイトを調べると、ドコモのネットワークを使っているため人口カバー率は100%ということなので、エリア的な心配もいらないようです。
持ち歩ける7インチで地図も確認できる
正直、極度の方向音痴です。取材先などには今でも地図をプリントアウトして出かけます。
でもGPS機能を搭載したNexus 7(2013)があれば、地図でいつでも現在地が確認できるので、気持ちはグッとストロングです。
本当は10インチタブレットぐらいの大きな画面で見たいところですが、10インチだと大きすぎてカバンから取り出すのも面倒くさく、片手で持ち歩くのも不安になります。
でもこの最新Nexus 7ならギリギリ、ジーンズの後ろポケットに入るサイズなので、私の心強い相棒になってくれそうです。
いつでもつながっているという安心感。しかも高速
メールを打つときも大画面は正義。添付されているExcelなどのデータ閲覧にもタブレットの大画面が威力を発揮します。LTEで常時接続しているので、チャットなどを使って編集部と常に連携してます。
またどうしてもPCを使用しなければならない時も、Nexus 7の本体でテザリングして通信することもできますよ。
スマホのバッテリー消費が少なくなる意外な発見も
資料やカタログを電子化して全てクラウドに置くのもありですね。ある時はスマホ、ある時はタブレットでいつでも必要なデータを参考にできますし、常時接続のLTEタブレットならカフェ等でじっくりと調べることもできます。
スマホとタブレットを併用するようになったため、スマホのバッテリー消費が少なくなったことも使ってみてわかりました。
初代にはない背面カメラで写真をSNSに即アップ
初代Nexus 7(2012)にはついていない背面カメラで写真を撮ることもできました。気分は日本にやってきた外国人観光客。思わず渋谷のスクランブル交差点で真似して撮ってみました。でも、顔の濃い私は普通に外国人のように見られていたようです。
ちなみにLTE通信もあるので、撮った写真を加工してそのままSNSに投稿できるのもセルラーモデルの特権ですね。7インチの大画面で撮影する写真は、下手なコンデジよりも使い勝手がよく感じました。
実質無料ではなく、本体代一括0円。つまりタダ
外でLTEができるのもいいんですけど、そもそもこのNexus 7(2013)の端末が本当に使いやすくなってますよね。初代Nexus 7(2012)もキビキビ動作してましたが、新Nexus 7はさらに速くなって、ページの読み込みやタブの切替も滑らか。液晶も1920×1200ドット表示対応に進化してますし。
そんなタブレット界でiPadと双璧をなす最新Nexus 7がタダ。家電店やキャリアショップでいわれる「実質0円」ではなく、本体代は無料で、月々にかかる費用は2,838円(税別)のみ※2。それだけでNexus 7(2013)がすぐにでも高速通信で利用できるんです。
セキュリティサービスも無料でついてくる
このSo-net モバイル LTE ハイスピードMプラン、タダなのは端末だけではないんです。PC、スマホ、タブレットなど、最大5台までインストールできる『カスペルスキー マルチプラットフォーム セキュリティ』サーヴィスも無料でついてくるそうです。
タダでついてくるタブレットだけではなく、手持ちのスマホやPCにも入れられるなんて、「お前らまとめて面倒みてやる!」といわれたようで本当に頼もしいですよね。
通信という血が通っているだけで、タブレットが生き生きとする
改めて説明すると、このSo-net モバイル LTE ハイスピードMプランは、本体代一括0円のNexus 7(2013)に、下り最大100Mbpsの高速LTE通信に対応したSIMカードがセットになったプラン。
これってつまり、タダでついてくるNexus 7(2013)をLTEで楽しんでもいいし、このSIMカードを別のSIMフリー端末にも使えるということなんです。SIMフリー時代になっていろんな格安プランが増えてますが、タダでタブレットをもらいつつ、このLTEのSIMカードを複数のSIMフリー端末で運用するというのも、賢い選択だと思います。
それにしても今回は「物欲」と「所有欲」の違いに気付かされました。物欲が「買うまで」なら、所有欲は「買ってから」。
新しモノ好きという物欲だけで初代タブレットを買ってみたものの、結局は自宅専用の置物と化していました。今回、同じタブレットでも通信という「血」が通うだけで日常が変わり、持つ悦びを感じる所有欲に変わる。
やっぱりガジェットは使い続けることで愛情がわきますよね。ということで、セルラーモデルのタブレットを探している方も、またこれからMVNOのSIMを考えている方も、So-net モバイル LTE ハイスピードMプランという選択肢を頭に入れておくといいですね。
source: So-net モバイル LTE
(瀧佐喜登)
※1 Nexus, Google Play ロゴは、Google Inc. の商標です。
※2 利用には別途ユニバーサル料金がかかります。