スマートフォンを利用したモバイル決済を提供しているSquareが、日本における決済開始から1周年を記念して、その利用状況を公開したようです(プレスリリースはメディアのみに出回っているようで、まだ入手不可でした)。
海抜2996mに建つ穂高岳山荘や、屋久島のアウトドアガイドではボートの上など、これまでカード決済やPOSレジの利用が考えられなかった山奥や水上などでも利用されているとしている。
利用状況を示したインフォグラフィックスについては、上記リンク先にありますので、そちらをご覧ください。実際にSquareを導入した店舗については、北は北海道の稚内から、南は石垣島のカフェまで網羅されているとのことです(47都道府県すべてに存在する模様)。
Squareを知らない方へ:
Squareのことを知らない…という方は、下記の解説を読んでみてください。
Squareは、Twitterの共同創業者であるジャック・ドーシー氏が2009年2月に米国で設立。日本では2013年5月23日、三井住友カード株式会社との提携でサービスを開始した。iOS/Android端末のイヤホンジャックにカードリーダーを取り付け、専用アプリをインストールすることでクレジットカード決済端末として使用できる。個人・法人を問わず加盟店として登録可能。費用・手数料は決済金額の3.25%だけというのが特徴だ。
まぁざっくりいえば、スマホ電波を利用してクレジットカード決済をしてしまおう…というサービスのことですね。更に詳しくは公式サイトをご覧くださいね。
スマホさえあれば決済出来るメリットは大きい:
しかしこう見てみると、スマホ一台あればクレジットカード決済できるメリットって大きいですよね。前述の例のように、標高3000メートル以上の山の上でも、洋上でもカード決済が可能なのはモバイル決済ならではのメリットであると言えます。
こんな感じでゴルフ場やスキー場といった、普通であれば電話回線やネット回線をひくのが難しい過酷な場所でも、クレジットカード決済がどんどん浸透していってくれると嬉しいですね。将来的にはスキューバダイビング中とか、セスナの中で…とかもありえそうです。
以上、Squareが日本におけるスマホ決済開始1周年を記念して、利用状況を公開…という国内ニュースでした。