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【STAP論文】「解雇処分は違法」小保方氏、理研懲戒委に弁明書提出
2014.5.26 20:20
[STAP細胞]
STAP(スタップ)細胞の論文不正問題で、理化学研究所の小保方(おぼかた)晴子研究ユニットリーダー(30)は26日、理研の懲戒委員会に対し「諭旨退職か懲戒解雇とするなら処分は違法」とする弁明書を提出した。会見した代理人の三木秀夫弁護士は、厳しい処分が出れば解雇無効などを法廷で争う可能性を改めて示唆した。
弁明書では、理研の調査委員会の判断は事実認定に誤りがあり、小保方氏は論文作成でミスはしたが不正はなかったと強調。研究不正を前提としない処分に留めるべきだと主張している。三木弁護士は「積極的に訴訟をしたいわけではないが、懲戒委の結論によっては検討せざるを得ない」と述べた。
理研調査委は3月、STAP論文に研究不正があったと認定。小保方氏の不服申し立てに対し、理研は今月8日、再調査は不要と判断し、懲戒委を設置して小保方氏らの懲戒処分を検討している。理研の規定では研究不正は原則、諭旨退職か懲戒解雇が適用される。
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