平静を保ったまま粘り強くやり抜くために必要な10のこと

Keep Calm and Carry On


「Keep Calm and Carry On (「平静を保ったまま、やり続けよう)」とは、第二次大戦中に英国政府で作成されたスローガンのポスターで、現在では数多くのデザインに用いられています。

『Emotional Intelligence 2.0』の著者で、TalentSmartandの共同設立者であるトラヴィス・ブラッドベリー氏は最近、成功を収めた人たちがどのように「Keep Calm and Carry On」しているのかについて解説しました。

           


あなたが持ち合わせているものに感謝すること

あなたが感謝しているものについて深く考えるということは、単に「正しい」行為であるだけではなく、あなたの内面を変えることにもなります。というのは、ストレスホルモンであるコルチゾールが、それによって23%減少するからです。


「もしこうだったら?」と考えるのをやめること

可能性についてあれこれ心配するのに時間を費やすようになると、平静を保ち、ストレスをコントロールして活動に集中する時間を減らしてしまうことになります。


ポジティブであること

ポジティブに考えることでストレスを途切れさせることができます。脳が完全にストレスフリーな物事に集中するからです。


断ち切ること

24時間いつでも働ける状態にあるということは、自分自身を継続的にストレスに晒し続けるということでもあります。自分を強制的に他のことに集中させれば、継続的なストレスの源から体を休められます。


カフェインの摂取を制限すること

カフェインによって増幅される「闘争」もしくは「逃走」の反応のメカニズムによって、反応は速くなりますが、合理的な考えができなくなります。これはあなたが熊に追いかけられているというような状況では良いことですが、何気ないメールに対して応えている時には良いことではありません。


寝ること

あなたが寝ている時、あなたの脳は文字通り充電しており、その日の記憶を整理し、貯蔵したり消し去ったりしています(これが夢を発生させます)。これはあなたが機敏に、すっきりした頭で起きられるように行っている大切なことです。


ネガティブな自分の話を押しつぶす

自分自身がネガティブで悲観的な感情に支配されていると感じた時には、あなたの心の声に従いましょう。「立ち止まって、そして書き出して」と。文字通り、自分の行っている作業をやめ、あなたの頭の中を書き出してみてください。


考えを組み立て直すこと

環境をコントロールすることはできませんが、環境に対する反応をコントロールすることはできます。なので、多くの時間を費やして何かにのめりこむ前に、その状況について考える時間を少し取りましょう。


一息つきましょう

呼吸を意識することで、着手している仕事に集中し、ストレスという荷物を下ろすよう、脳を鍛えられます。


援助を求めること

自分の弱さを認識し、必要な時には助けを求めましょう。これは、ある状況が自分の力の及ばないと感じるほど挑戦的なものである時に、あなたの援助者を訪ねなさい、という意味です。


一般的に、低いレベルの毒やその他の大量に与えられると危険なストレッサーに晒された時の、ポジティブな生物学的反応を「ホルミシス」といいます。停滞した状況を打ち破り、創造的なプロフェッショナルとして成長するためには、自らをある程度のストレスに晒さなければなりません。しかし、決してそれで疲労困憊してはいけません。

ブラッドベリー氏によれば、挑戦的なことに一生懸命取り組むことは、創造的でプロフェッショナルなホルミシスを産むことになるのです。


Hamza Khan(原文/訳:Conyac
Photo by Ian Muttoo via Flickr.

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