のりこえねっと 紫の風
上田地優 (のりこえねっと紫の風代表・しまねSOGIの会世話人)
2006年秋、地元メディアを通じて、「女性宣言」。性同一性障害であることを公表し、松江市議会に「性同一性障害者差別禁止条例」の制定を求め、陳情するも、不採択となる。
その後、性別適合手術を法的に義務付けた性同一性障害者性別変更特例法は人権上の課題があるとし、手術をしない自由を認めるよう同法の廃止、新たに日本版ジェンダー認定法の制定と戸籍制度の廃止を訴える。2012年、長年の交渉の末、国民健康保険証の性別表記変更を事実上容認され、健康保険証における新たな性別表記のスタイルを作った。
2013年には、韓国済州大学、同大学院、で「性は自分で決めるもの」と講演、大きな反響をよび、同年7月には、韓国民主党からの招待をうけ、韓国国会議員会館で「性的少数者の人権」と題し講演。日韓の性的少数者の人権擁護活動を推進していくため韓国のLGBTグループとの連携を実現。島根県在住。
”国籍や性別、性自認、年齢、肌の色、言葉や宗教がちがっていても、みんな、おなじ、人間でしょ。わかり合おうよ”
2013年10月30日 のりこえねっと 紫の風 松江市に人権尊重宣言都市制定要望書を提出
提出された要望書はこちら(PDF)別紙(PDF)
人権尊重都市宣言:松江市長に要望書 性同一性障害啓発団体代表/島根 (毎日新聞2013年10月31日地方版)
掲載新聞記事PDF版はこちらをご覧下さい
2013年11月28日 のりこえねっと 紫の風 島根県議会に『性的指向・性自認に基づく差別を禁止する条例の制定を求める請願』を提出
のりこえねっと・吾等
名称 のりこえねっと・吾等
設立 2013年9月28日
事務所 鳥取県
「のりこえねっと」設立から一週間後、鳥取の地に於いて「のりこえねっと・吾等」を設立し、ヘイトスピーチに反対する鳥取県内の様々な人たちが結集しました。
「吾等」の意味:全国水平社創立宣言に“吾々”と“吾等” の二つの主語が存在します。
この宣言の中で、被差別部落民が自身の決意を示す際に“吾々”と記述され、一方、“吾等”は、佳き日を目指す主体として被差別部落民と連帯する人々を表現しています。
(※私たちの見解)
差別と憎悪、人種差別主義に対峙し、同時に叩かれている人に寄り添そうため、私たちは、「私たちという集団」ではなく、「ヘイトスピーチに抗う主体」のネットワークとして機能していきたいと考えています。