湯地正裕
2014年5月26日21時32分
日産自動車は26日、独メルセデス・ベンツで使っているターボエンジンを搭載した高級スポーツセダン「スカイライン」を6月5日に発売すると発表した。エンジンは資本提携先の独ダイムラーから調達する。開発コスト削減を図る日本メーカーが、欧州メーカーからエンジンを調達する動きが広がってきた。
欧州勢は空気を圧縮してエンジンに送り込み、大きな出力を得るターボエンジンに強みがある。今回のターボエンジンの排気量は2リットル。日産は自前の開発ではなく、既存のエンジンを使うことでコストを浮かせる。価格は383万4千~456万8400円。2月に先行発売したハイブリッド車(HV)モデルに比べ、70万円近くも安い。今後米国や欧州、中国でも売り出す。西川広人代表取締役は「エンジン開発の投資と時間も節約出来た」と語った。
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